マインドフルネスとは?体験談を交えて具体的に伝えます。

こんにちは。
精神科作業療法士の大祐です。

 

本日のテーマは
マインドフルネスとは一体何なのか
ということを書いていきます。

 

マインドフルネスは
私自身も数年前から
習っています。

 

関連書籍もたくさんありますが
私が教えてもらって実際に体験
したこと、気がついたことについて
書いていきますね。

 

マインドフルネスとは

マインドフルネスとは
簡単に説明するとこういうことです。

 

『マインドフルネスとは
今ここの現実にリアルタイムかつ
客観的に気付くこと』

 

実際にマインドフルネスしてみると
「今ここの現実に客観的に気付くこと」
に対して普段の日常では
「今ここの現実に客観的に気づけていないこと」
が
多いということに気づきます。

 

無意識にストレスが溜まる原因とは

気が付かないことで
実はストレスの原因になっています。
そしてこの気づけていない要因の一つに
私たちの使う言葉にあります。

 

言葉は便利ですがよく
誤解を招くこともあり
人間関係における
トラブルの原因になることも
しばしばあります。

 

私たちは普段、
コミュニケーションを
取るときに言葉を
多く使っていますね。

 

ほとんど意識することなく
使っていますが
言葉の意味って
全員が同じ意味で使っているとは
限らないということを
感じたことはありますか?

 

同じ言葉を使っているのに
ある人はポジティブに捉え
ある人はネガティブに捉える。

 

ここでは少し掘り下げていきますね。

 

人間しか出来ない学習機能がきっかけ

例えば子供に猫の絵を見せて
「これが猫だよ」と教える。

 

何度か教えると子供は
猫だと理解できるようになります。

 

すると猫を実際に見たときに
「あ、猫だ」
と一致させることが子供の時でも
当たり前にできるようになることです。

 

こんな簡単なことをと思ったかも
しれまんせんが
実は、人間以外には
できないんですよ。

 

例えばチンパンジーで実験しても
習得はできなかった
という結果が出ています。

 

何度も繰り返すことで
モノと名前が同じ意味だと
体験を通して学んでいるのです。

 

この学習により
言葉を使うわたしたち人間は
現実の世界と
言葉が作り出す幻想世界(バーチャル空間)
の2つの世界に
暮らしているんですね。

 

幻想空間の補足ですが
これは先程の例にすると
猫という言葉を聞いて
実際その場に猫がいなくても、
あなたが思う猫が
頭の中に浮かんでいることを指します。

 

この学習効果により
今まで生きていて
一度も猫を現実に
見たことがなくても
イメージが出来るわけです。

 

こういった学習は
普段の生活でも
無意識がほとんどですが
実は毎日やっていることですね。

 

全員が同じように学習できないものがある

ただし、このイメージが
全員が同じとは
限らないのです。

 

例えば
思いや感情という抽象的で
目に見えないものが特にそうです。

 

しかし
マインドフルネスとは
この無意識に
気づきのをもたせる事ができます。

 

ここでのポイントは
人間は言葉を操ることで

現実世界と
バーチャル世界の
2つに生きている

ということを
知っておいてください。

 

非常に重要です!!

 

言葉を操ることができることで
2つの世界に行き来している
ということが
少しイメージできたでしょうか?

 

今ある現実世界。
そして言葉が作り出す
バーチャルな世界。

 

マインドフルネスは
この二つの世界を
整えていきます。

 

 

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うつ病の人に多い頭の中

一度
考え始めると
次々に想像が広がっていき
考えが止まらなくなることがあります。

 

むしろこういう状態になるのが
普通だと思っているかも
しれませんね。

 

この状態は
頭のなかにあなたの
思い浮かべる世界があります。

 

頭の中でこうなったらいいな。とか
こんなことになったら
しんどくて辛いな・・とか

 

これはあなたが
バーチャルな世界に
いる
ことになります。

 

しかしこれが考えすぎてしまい
どこまでが自分の頭の中で考えていることで
どこまでが実際に起こっている現実なのか
分からなくなっている人がいます。

 

精神病で多いのは
うつ病の患者さんです。

 

特にネガティブなことを
考え続けて
頭の中でグルグルしている状態になり
生活に支障が出てきている人もいます。

 

うつ病のことを知らない人は
ネガティブな考えは
止めるように
対応する人がいますが
精神科治療では
考えを
やめるようには言いません。

 

なぜなら
自分に対して否定的なことを
考えたり
感じることを
否定していると
自分が素直に思う感情まで
否定するようになるからです。

 

まとめ

マインドフルネスとは何か
ということについて
私の体験したことをなるべく
わかりやすく書いてみました。

 

人は無理やり
不安や落ち込みといった
嫌な気持ちが出てきても
自分の中から追い出そうとしても
どうしても気持ちがザワつきます。

 

感情の拒否は
現実世界との接触がなくなること。

さらに
バーチャルな世界も歪んで
体験してしまうことに
つながります。

 

ではどうすればいいのか?
それは
「今、この瞬間」に
目を向けることを
意識することから始まります。

 

これはマインドフルネスの本質になります。

 

今この瞬間あなたの五感で感じるもの。
身・鼻・耳・味・目を通して
感じる今の状態に目を向けること。
あなたがなにか
モノを
触った感覚、
匂い、音、見た目、味。

 

今この瞬間に
感じるものに
あなたが感じるままにしておく。

 

「今、この瞬間」
マインドフルネスとは
今、この瞬間を感じることで
評価することなく
とらわれない状態になります。

 

マインドフルネスとは
あなたの感情を
ニュートラルにする手法です。

 

感情は時間の経過とともに
流れていきます。
この感情にとらわれずに
流してしまうこと。

 

マインドフルネスは
感情は流れていくものである事に
気がつかせてくれます。

マインドフルネスをする為に畳の上で胡座で座って目をつぶる女性