トラウマの対処法。悩みが小さくなる新しい考え方とは?

 

どうも、こんにちは。
精神科作業療法士の大祐です。

 

突然ですがあなたは今、「トラウマ」を抱えていますか?

 

トラウマというのは、日々の生活の中で
体験したときにできた心の傷です。

 

そして、生活している中で多かれ少なかれ、
誰でも作られるものです。

 

しかし、心の傷に縛られてしまい
苦しい思いをしている人もたくさんいます。

 

ここでは、あなたの抱えるトラウマの対処法について書いていきます。

 

大切なものがあるからトラウマになる

忘れられない過去がある。何度も思い出して辛くなる。
忘れたいのに忘れられない。
過去の嫌な経験からコンプレックスを持つようになった人もいるでしょう。

 

トラウマとは一体なんなのでしょうか。一言で言えば心の傷です。
傷の深さや浅さの違いがあるにしても、トラウマは誰もが皆持っているものではないかと思います。

 

トラウマはむやみに消そうとして消えるものではありません。

しかし、自分の感情に誠実に素直に向き合っていると、
あなたの心の悩みは軽くなっていきます。

 

あなたにとって大切なことだから記憶に残る

身近な例が、物をなくした経験がトラウマになってしまう事があります。

 

財布や鍵が見つからなくなったとき、その後すぐに見つかったとしても、
またすぐなくすのではないかとしばらく不安になったりした経験はありませんか。
最後入れていたポケットに何度もては出てちゃんとあるかどうか確かめてしまう。

 

もし仮に財布をなくした場合、
お金を使われたらどうしよう
カード使用されたらどうしよう
と不安、恐怖、心配で心がいっぱいになってしまいます。

 

この不安、恐怖、心配が記憶の中に鮮明に残り、その時の状況心理に近い状態になると
思い出してしまう。これがトラウマです。

 

ではなぜトラウマになるくらい不安・恐怖・心配が起きるのでしょうか。

 

それはそのトラウマの対象があなたにとって大事なことだからです。

 

あなたにとって大事なことしか記憶に鮮明に残りません。
大事でないことがトラウマとして残らないのです。

 

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トラウマはあなたを守るためにある

人間には生き残るために恐怖感や不安感が必要です。

 

人間の進化の過程で欠かすことのできない感情です。
命を守る、命をつなぐという事は、人間にとって最も大切なことです。
だからそれを脅かす可能性がある記憶が刷り込みとしてトラウマとして残るわけです。

 

トラウマは生きている限り当然できてしまいますし、増え続けます。
一度、危険な目にあったときに二度とその危機に近づかないために
心の中に記憶されるのです。

 

トラウマは危険を回避するために必要不可欠なものです。
しかしこのトラウマが厄介であるのは、あなただけの解釈が入ってしまうことです。

 

例えばこれは私の体験なのですが、小さい時に家族で食べた
インスタントラーメンがあるのですが、それを食べた直後、
体調を悪くしてしまった体験があります。

 

それ以来、そのインスタントラーメンは怖くて食べれなくなりました。
今から考えればそのときの自分の体調が悪かっただけだと思います。
しかし、長らく自分の中で「あの食べ物のせいで
体調が悪くなった」という解釈をしてしまっていたのです。

 

トラウマを処理するために1番大事な事は、
まずその出来事にしっかりと向き合うことです。

 

確かに辛いこともあります。思い出すだけで怖くて体が震えるかもしれません。
でもその時にこう考えてみてください。

 

それだけ私にとって大切なことである

 

私たちは、プラス感情の時、自己肯定する力があるとき、希望に満ち溢れているときは
何か嫌なことが起きてもさほど気にならずトラウマになりません。

 

一方でマイナス感情の時、自己否定する時、落ち込みやすくささいなことに気になりやすい時に
嫌なことが起きると悪い色を抱え込んでしまいトラウマをつくります。

 

意味付けしているのは自分自身

自信がないときに悪いことがあると、トラウマが心に刻み込まれてしまいます。
そして、その後も心身の状態が良くないときにトラウマがよく出るものです。

 

トラウマというのは自分自身の状態によって大きくなったり強くなったりします。
つまり起こった出来事自体に意味があるのではなくてあなたの状態がその出来事に意味付けをしてしまっているのです。

 

トラウマは今のあなたの心がプラスの状態かマイナスの状態かバロメーターになります。

 

あるがままの自分とはマイナスもプラス待ってそのすべてが私であると感じることです。完璧な自分なんて無理と言うことに気づくことです。

 

まとめ

トラウマの対処について書いてきました。

 

大切なことは、トラウマは誰にでも起こるものです。
そして、そのトラウマで自分を守っているわけです。

 

しかし、あまりにもそのトラウマを強く持ちすぎていると自由度が下がります。

 

人間関係において、トラウマはよく生まれますが、そこで傷ついた体験があったとしても
全く似たようなことは起こっても全く同じ体験はそうはありません。

 

そして、トラウマがあるからと悩むのではなく、そのトラウマが、今の自分には必要で
自分を守ってくれているということを意識してみてください。

 

自分と向き合い、ポジティブにもネガティブの受け取り方に
バランスが崩れていないかトラウマの出現で判断する。

 

こういう新しい視点で、トラウマとの付き合ってみてはどうでしょうか。