どうも、こんにちは。
精神科作業療法士の大祐です。

 

本日は涙が止まらないという
体験について
書いていきたいと思っています。

 

なぜこのことについて書いていこうと
思ったかというと、
家族にこの症状からうつ病が悪化したという
体験をもっているからです。

 

仕事から帰ってきて
部屋に入って来た瞬間にまるで
エネルギーが尽きたように
涙をこぼしていました。

 

これが一度や二度なら
家に帰ってきて安心したのか。
とも考える事ができたのですが、
これが何週間も続くわけです。

 

家に帰ってきたら泣く。

 

この繰り返しが続き
落ち着いてきたかなと思うと
次第に身体が動かなかいという
訴えに変わっていきました。

 

うつ病って普段、自分が治療者で
関わっている時は客観的に
捉えることができるのですが

いざ、家族となるとかなり自分の感情が
入ってくるので自分自身も
かなり苦しかったです。

 

そんな経験があって
この記事を書こうという
気持ちになりました。

 

同じような症状で悩んでいる人や
その症状を身近で支えている家族の方に
参考になればと思っています。

 

大きくこの4つの視点から書いていきます。

 

・涙が止まらないのは身体がストレスに対して防御反応を起こしている
・我慢の限界に来ている
・心療内科などの受診を視野に入れる
・マインドフルネス瞑想をしてみる

涙が止まらないのは身体がストレスに対して防御反応を起こしている

遠くを見つめてる無表情な女の子

人は涙を流すことで気持ちが
リセットすることができます。

 

泣いた後は少しスッキリした気持ちになると
思いますが、あの感覚です。

 

人間の身体は異変が起こると
対処するようにできています。

 

風邪ひいたりすると自分の身体の白血球が
ウイルスを自然に退治しようとしたりする
みたいにですね。

 

身体と精神は一緒なので
脳は同じように対処しようと動いてくれます。

 

その結果
涙が流すという行動になっているのですが

あくまで一時的な対処方法でしか
ありません。

 

この対処方法で楽になる人も多いですが
うつ病となるとやはりこの対処だけでは
なかなか改善とまでは
いかないことが多いと思います。

 

涙が止まらないのは、
身体が防御反応を示して
くれているのわけですが
逆に言えば

防御しないといけない状態に
なっているとも言えますよね。

 

我慢の限界にきている

髪が濡れて鏡の前で立ちすくむ女の子

防御しないといけないくらい
精神状態に何かしらの不具合が生じているので
一度、振り返る必要があります。

 

振り返るのは
今の生活についてです。
そして、その時にどんなことを感じているのか。

 

もしかしたら
仕事で辛い思いをしているのかもしれない。

 

もしかしたら
人間関係に悩むことがあるのかもしれない。

 

もしかしたら
何か言い出せないことがあるのかもしれない。

 

最初は小さなストレスだったとしても
これが蓄積していけば
自分の力だけでは
もうどうにもならない
大きさになってしまいます。

 

うつ病の人とそうでない人を見ていると
この日々生きている上で感じるストレスの
発散方法に違いがあるように感じています。

 

例えばですが

寝てスッキリする人。

遊んで気分転換する人。

人に愚痴を言って発散する人。

ペットに癒やされる人。

アロマで落ち着く人。

 

などなどいろんな対処方法を持っている人に比べ
うつ病になりやすい人は
対処方法が少ない、
または分からない人が多いです。

 

そして実践も出来ずに、翌日になっても
その時のストレスを抱えてこんでしまっている。

 

もっと言うと
対処方法はたくさんあるのに
その対処方法をしている時にも

ストレスになっていることを考えていて
なかなか休ませることが
できないというのもあります。

 

涙を流すというのは
その瞬間に全ての気持ちを
向かわせることができるので
何も考えずに泣くことに
集中することができるのです。。

 

これが身体を起こす対処方法の一つですね。

 

我慢の限界をきているということを知っておくと
ストレスフルで本当の病気になる前に
対処する準備ができると思います。

 

拒絶されるのが怖い。傷つくあなたを癒す為にやって欲しい事

 

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精神科の受診も視野に入れる

助けを求めるように光の方に手を伸ばしている

涙が止まらない、我慢の限界ということは
今過ごしている環境に拒絶反応に近いことが
身体に起こっているわけです。

 

うつ病のような脳の状態というのは
考え方もどんどん偏りがでてきます。

 

最初は涙を流してスッキリできた」と
感じることができていても

だんだんと
涙を流してばかりではダメだ。
もっと頑張らないと・・
というみたいに
同じ行動でも感じ方が大きく変わってきます。

 

これは非常に危険なレベルまできています。

 

ストレスに対する対処が追いついていない証拠です。

 

こんな時は
病院へ受診することも
視野に入れていきましょう。

ストレスの対処について考えてみる

田舎の山の頂上から見える昼の風景

ストレスの解消について
多種多様で個人差はあります。

 

人によってはストレス解消になるし
人によってはストレスが増えるだけと
いうこともあります。

よく気分転換に

音楽を聴く
土を触る
アロマを嗅ぐ
読書
散歩

と言われていますが
あくまで1つの方法であり
あなたに当てはまるかもしれないし
全く当てはまらないかもしれない。

 

ストレス解消方法はあなたの
オリジナルを見つけていくこと
大切です。

 

これを一回で
見つけようとしなくても
良いということです。

 

何回だって試していいのです。

 

自分がしたいこと、落ち着くことに目を向けて
素直に心が望んでいることをしてみてください。

 

あなたが安心する方法は
あなたの内側にあります。

 

涙が止まらないのは
自分がホントにしたいこと、
望んでいることを周りを気にしすぎて
我慢しすぎていることも
ありえますよ。

 

マインドフルネス瞑想してみる

座禅してマインドフルネス瞑想をする女の子

涙を流すということで
一つのことに集中できる
ということをお伝えしましたが

もう一つの方法として
マインドフルネスという
手法があります。

 

これは自分の呼吸に注意を向けたり
椅子に座っていて体に感じる
感覚を意識を向ける。

 

又は匂いであったり
自分の肌から感じる気温であったり
体の内側から感じるものを
ありのままに受け入れるというものです。

 

マインドフルネスを知らない方は
こちらの記事に詳しく書いていますので
覗いてみてください。

マインドフルネスとは?体験談を交えて具体的に伝えます。

 

私自身も月に一度
受けているのですが
自分の感覚の感度に
敏感になるので
今まで無意識で
流していたものに注意が向くようになります。

 

今、この瞬間にある
出来事に注意に向けることで
頭の中と体の感覚が一致してきて

ごちゃごちゃ考えていた雑念を
そのまま受け入れやすくなります。

 

やり方としては
呼吸に意識を向けてみるというのが
一番やりやすいと思います。

 

呼吸することで
自分のお腹が膨らむ感覚であったり
ヘコむ感覚。

 

呼吸が体に入ってくる
鼻腔であったり。

 

呼吸というのは
意識しなくて無意識にできますよね。

 

これを意識的に注意を向けることで
今まで気が付かなかった体の変化に
向き合うきっかけになります。

 

人は実際に感じる出来事と
頭の中で考えている内容が
違うとストレスを感じるようになっています。

 

マインドフルネスを行うことで
頭と身体で感じることを一致させることにより
ストレス軽減を実感しやすくなります。

まとめ

きれいな白い花

涙が止まらないということについて
書いてきましたが大切なことは
無理をせずに

自分の起こっている異変に目を向けること。

 

もしかしたら
ストレスになっていることで
頭がいっぱいになっていて
それ以外のことが
楽しめなくなっているかもしれません。

 

身体はとても正直なので
自分の身体へ精神に起こっている異変には
とても敏感に反応してます。

 

その反応に対して
一度ゆっくり振り返ってみてください。

 

家族に言えるなら
それがベストかもしれませんが
言えないこともあると思います。

 

そのために
心療内科や精神科があります。

 

決して秘密を外に漏らすことはありませんので
安心して欲しいです。

 

もちろん
医者だけではなくいろんな職種がいますので
ぜひ話しやすい人を見つけて欲しいです。

 

これも医師に相談してくれたら
いろんな職種に繋いでくれます。

 

私のように作業療法士もいますし
心理士もいますしケースワーカーもいます。

 

一人で悩むのが
一番のリスクです

 

誰かと共有することは
決して恥ずかしいことではありません。

 

まず今の状態を
目を向けてみてください。

 

涙がとまらないのは
あなたが助けてほしいと言っている
身体のサインかもしれません。

 

そのサインに気付くのは
あなた自身です。