こんにちは。
精神科作業療法士の大祐です。

 

本日は拒絶されるのが怖い
感じている人に
ぜひやってほしいことについて
書いていきますね。

 

孤独という思い込みが生きづらさを作っている

孤独で膝を抱えて頭を下に向けている女性

まず、拒絶されるのが怖い人は
過去に他人から心の傷を受けた人が多く、
他人に対して警戒的です。

 

ですから、(安全)を感じない限り、
心を開かずに
「孤独」に過ごすこともあります。

 

しかし孤独の時間が増えていき
過去の傷が癒えてくると、
人が持つ本来の性質である
「人恋しさ」が出てきます。

 

そこから少しずつ人との関わりを
求めるようになる傾向があります。

 

また、とても内気で、
対人関係全般に
緊張が強く消極的な人であっても、
元来の人恋しさが「強い」という人も
実はとても多くいます。

 

しかし、心の傷や内気さによって
対人関係が広がらない人は
「自分はダメだ」と思っていることが
非常に多いです。

 

本来は「孤独」であるときではないのに、
自分の対人関係を
拒絶される怖さから、
あるいは自分の人間的魅力が低いと
思い込んでしまい
「孤独」になってしまっているのです。

 

そういう人たちは往々にして常に
「生きづらさ」を感じているものです。

 

孤独には、2つの見方がある

葉っぱの上に乗っているように見える地面

・自分で自ら孤独を望んでいる人。

・人に傷つけられることから逃げている人

 

つまり、他人に関心がない人にとって
「孤独」は自分の「あるべき姿」として問題なく
受け入れられるけれども

心の傷や内気さによって
対人関係が広がらない人にとっては
自分の「孤独はあるべき姿ではない」であり
自分がダメなんだいう意味付けに
なってしまうと考えられがちです。

 

なので、過去に阻害された
体験がある人は、
無理して人と
繋がろうとしないことです。

 

いじめなど、過去に阻害された体験がある人は、
特に「孤独」を感じやすいです。
これはある意味当然のことです。
誰かから除外される体験は
心をかなり傷つけます。

 

そして傷ついた心は
「もう二度と傷つきたくない」という
体制に入りますから、ほとんど無条件に
拒絶を恐れるようになるのです。

 

気持ちを言葉にできない。頭の中がまとまらない事を伝えてみる

 

ですから、自分にはそれに該当する
体験があると思ったり
よく理由はわからないけれども、
「孤独」を極度に恐れたりする方は、
自分にはそれに見合うだけの
事情があるのだと思っていて下さい。

 

そのような傷を癒さずに
自分を大切にしないことを
続けると辛くなるだけです。

 

拒絶される恐怖を癒すにはまず、
ありのままの自分を
受け入れる事から始まります。

 

自分が受けた傷を認めなければ、
回復にはなかなか
つながる事はできないのです。

 

 

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ありのままを受け入れる

毛布に包まれている女性

 

ありのままの自分を受け入れるという事は
「過去に阻害されて傷ついたことで
孤独を極度に恐れている」
という自分を、その事情とともに
受け入れることがとても大切です。

 

今はまだ癒しが十分に
進んでいないから、
まだ1人になるのが
怖いのは仕方ない。
でもだんだん回復に進んで
行けたらいいな。

 

というふうに思っていれば
ありのままの自分を受け入れることで
拒絶される怖さが
緩和していきます。

 

ありのままの自分を受け入れたら、
安全そうな環境の中
時々一人で行動して
何が起こるか観察してみる。

 

そういうところから

始めてみるのもいいかもしれません。

 

「ひとりでいることが
他人からどういう目で見られるのか」
ということがとても気になる方がいますが、
この方にはぜひ頭に入れておいて
欲しいことがあります。

 

それは、「それぞれの人には事情がある」ということです。

 

私たち一人一人には、
持って生まれたもの、
生育環境、
どんな性格や価値観の人が近くにいたか
今までにどんな体験をしてきたか
現在どんな状況に置かれているか
健康状態、今日の体調や期限
今日起こったことなど

 

本人にしかわからない事情があります。

 

そして私たちが何かを考えたり
感じたりするときには、
必ずその「事情」の影響を受けるものです。

 

「それぞれの人には事情がある」ということを
踏まえていないと
簡単に他人のことを決めつけます。

 

ですので1人で食事をしている人がいたとして、
その人の事情考えもせずに
「きっと寂しい人なんだ」と
決めつけることは
人にはそれぞれ事情があるということを
理解していない人なのだと
言っていいと思います。

 

まとめ

拒絶されるのが怖い時は
自分を否定的に考えがちです。

 

辛い時や、傷ついた時、心が弱っている時に
自分を否定する言葉を
つぶやくとそれだけで
自分で自分を苦しめているようなものです。

これはとても悲しいことです。

 

なので
「自分を責めない」
「自分を否定しない」
たとえ心の中でも、です。。
「まずは、自分の気持ちを全部肯定する」

 

不安に思ったら
否定するのでなく不安をそのまま感じる。

眠い時は、そのまま寝ても良い。
自分が感じたありのままを
そのまま受け入れてみてください。

 

ただ
そんなこと言っても、
いきなり全部肯定するなんて無理
と感じたあなた。

 

また、否定しましたね。

 

もちろんいきなり「自分を肯定する」を
完璧に出来なくてもいいのです。

それもあなたですから。

少しずつ、少しずつの姿勢で
「自分を肯定する」を習慣にしてみてください。

限界まで頑張って疲れてしまっている女性