空気を読む意味。分からないと悩むあなたへ伝えたいこと

どうも、こんにちは。
精神科作業療法士の大祐です。

 

今回は、「空気を読む」の意味について書いていこうと思います。

 

KYなんて言葉が流行ってかなり時間が経過しましたが空気を読むって実際はどういうことなのか、改めて考えていきます。

 

あなたは、空気を読むってどんなことをイメージしますか?

 

何となくこんな感じかなというイメージはあると思いますが私なりの解釈についてここでは書いていきますね。

 

読まなくていい空気もある。

何をするにもつい人の顔色を伺ってしまってしまい、言いたいことも言えないと治療で面接しているとこういう悩みをよく聞きます。

 

実はこれ空気だと「思っているもの」を読んでいるのです。

 

勝手に空気らしきものを作ってそれを読んでいるのです。

そんな空気は読まなくても良いのです。
いやもっと言うとそんな空気を読んではいけないのです。

 

もともと空気を読むという意味は、相手への気遣いや優しさからです。

 

でも読まなくていい空気はそれとは違います。

 

その多くは、馬鹿にされたくない、否定されたくない、嫌われたくないなどという恐れです。

 

つまりこの場合の空気とは、馬鹿にされてしまうかも嫌われてしまうかもという自分の不安という名の空気です。

 

しかし、不安はその場にあるものではないので、自分の中だけにあるもので空気らしきものとして移ります。

 

だから自分が不安になっているその空気はまったくの勘違いであることが多く自分の妄想と思ってもいいと思います。

 

嫌な思いをしたくないと考えて空気を読み、目立たないようにしてきたのに、結局嫌な思いをしてしまう。どうしてかな。。
相手怒らせないように空気を読めばを盛り上げたのに結局怒らせてしまったどうしてだろう。

 

こういう状況を経験している人は少なくありません。

 

その場合、嫌な思いをしていい、相手を怒らせてもいい、と思って行動してみてください。

 

不思議かもしれませんが、嫌な思いをしたくないと考えている人程、それがまるで引き寄せのように嫌な思いをしてしまいます。

 

みんな良かれと思ってしているだけ

職場でも、家庭でも良かれと思っての思いやりが、空回りして人間関係はぎくしゃくしてしまうことってよくあります。

 

これはゆっくり考えてみると当然の事なのですが、人によって思いやりの基準が違います。

 

でも良かれと思ってしたのに自分が期待していたものと違う行動を相手がすると
信じられない、そんなことを言うなんて
信じられない、こんなことをするなんて
なんて不満に思ったり傷ついたりします。

 

頭でわかっていても心が納得しないことがあります。

 

でもこれは少し強い言い方になりますが、自分が勝手に「よかれと思って」しただけのことで相手は絶対それを受け取る必要は無いのです。

 

だから自分にとって気に入らない言動や出来事を見聞きしたときには「あの人はよかれと」思ってやっているんだと思ってみて下さい。

 

それだけでも心が少し変わります。

 

人には、いいとこも悪いところもあります。悪いところがあるのはしょうがないですよね。

 

でもそうわかっていても許せないことってあります。許すって難しいですね。実は私も苦労しました。

 

私はこういう時「そうなんだね」、「そう思うんだね」、「そうかぁ」と言う具合に一言で終わらせるようにしています。

 

例えば、仕事を押し付けてくる上司にも「そうですか。今は忙しいし、そうしちゃいますよね。」と言う意味でそうですかと一言言ってみる。

 

会社や家庭で誰かの許せないと思う出来事にぶつかったとき、「あの人もそうするにはそうする事情があったんだ」と受け止めるようにしています。

 

相手の言葉をまず受け取る、そうなんだ。と

 

ここで、そうかなぁと受け取らなかったり、否定するから、相手は何度でもいつまでもたたみかけてきます。相手はあなたを納得させたいからです。

 

自分が何か話している時に「そうかなぁ」と反発されたり「はいはい」と無視されたら、自分はどうしたくなるかを考えればよくわかりますよね。

 

だからまずは受け取ってみるということです。

 

あなたが主語ではなく、私を主語にする

そしてこのことが大切なのですが「YOU(あなた)」ではなく「I(私)」で会話を始めます。。

 

「そうなんだ。あなたは〇〇よね。」ではなく「そうなんだ。私は〇〇と思う。」

 

あなたで始めると、話し合いではなく、言い合い合戦になってしまいます。

 

問題からどんどんずれていきます。相手の価値観や思いを受け取らないくせに自分の価値観や思いを受け取らせようとしても相手は決して受け取りません。

 

自分が受け取るから相手も受け取るのです。相手のことを否定しない。これはコミニケーション術で大前提です。相手が間違ってるのではなく私が正しいのでもないわけです。

 

相手はその価値観を持っているけど私はそれとは違う価値観を持っていると言うことです。

 

相手には相手の経験と考えと都合と強さと立場があります。そうあなたと同じです。

 

これは経験があるかもしれませんが、例えば、相手が笑顔でニコニコ笑って接していても、心の中であなたなんて最低なんて思っているとその雰囲気はあなたに届いてしまいます。

 

でもそうなんだねと、相手をまず受け止めてみるとこれも顔に出るのです。

 

すると何故かいつもしかめ面ばかりしている相手の顔が優しくなったり、まるで親しい仲間内のように接してくれたりとびっくりすることもあります。

 

たった一言ですがそうなんだと受け入れることで人間関係はどんどん変わっていくものです。

 

まとめ

空気を読む意味からコミュニケーションまでと少し幅が広がってしまいましたがまとめます。

 

空気を読む本来の意味は、言葉に出さない相手への気遣いや優しさのことだと私は考えています。

 

そして、個人差はあれど、その空気を「よかれと思って」自分の考えで作りだしています。

 

なので、空気を読むよりは、しっかり口に出して私はという主語からメッセージを送ることが大切です。