こんにちは。
精神科作業療法士の大祐です。
私たちは生活していると
いろいろな考え方の人に出会うと思います。
もちろん、いい人ばかりではなく
時にはあなたを攻撃してくる人も
いるでしょう。
人間関係の悩みは
ストレスの原因を多くを
締めています。
その一つの解決策として
攻撃してくる人の特徴について
まとめてみました。
この特徴を知っておくだけで
気持ちも楽になります。
なぜなら攻撃してくる人は
ずる賢くあなたを攻撃していると
認識させないようにしていることが
多いからです。
攻撃してくるタイプと
心理を知ることで対処がしやすくなる
と考えています。
わからないふり
あなたが攻撃に気がついたとして
そんなことを言うのかと問うと、
なぜ自分が責められるのか
全然わからないからと言うふうに驚き、
混乱したふりをします。
あるいは自分のやったことを
正当化するために
他人を証人として
引っ張り出してくるかもしれません。
この行動をとることで
非難してるあなたの方が
相手を理由もなく攻撃してる
非常識な人として周囲から
白い目で見られることを想定しているのです。
他人のせいにする
万が一自分の攻撃が
見破られたとしても
自分にとって都合の悪い事は
巧妙に押し隠して全てを
他人のせいにしようとします。
なぜそんなことができるのか?
それは弱い人や迷っている人を
操作するのが得意なので
それまでに自分が聞きたいようなことを
言葉で言わせていることが多いのです。
例えば頼まれると断れない
弱い立場の相手に対して
仕事や責任をしつけるような場合は
典型的です。
万が一問題が起こったとして
抗議されてもあなた自身がやると
言ったはず。
そう言って引き受けた
あなた自身の責任とすり替えて
逃げるのです。
疲弊させる
あなたは何をやっても、
何を言っても、効果がないのだと
思い知らせる為にも相手は動じません。
あなたが疲弊して
諦めるのを待っているのです。
この特徴があることを
把握しておかないと
大変なことになります。
何しろ自己愛が強く、
自分より価値のある人間が
自分以上にちゃんと考えてる
人間の存在を認めようとしないからです。
他人の価値を無視する
攻撃する人の多くは、
自分以外の人間には
何の価値もないと思っている場合が多く、
それを相手に思い知らせるために
何でもしてきます。
やる気をなくさせたり、
へこませたりして価値があるのは
自分の方だと言うことを
見せつけようとするのです。
しかも、自分と異なる意見を
決して受け入れようとはせず、
自分を異を唱える
相手に対しては非常に敵対的になります。
これは自分の考え方こそが正しく、
価値があると思い込んでいるからです。
それを変えさせようとしても
あなたの努力はすべて個人的な攻撃として
受け止められてしまいます。
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ズレ
ズレというのは非常に武器になります。
言葉の意味のズレにしても、
口で言っていることと
やっている事とのズレにしても、
大きければ大きいほど
相手を混乱させることになります。
罪悪感をかきたてる
罪悪感をかき立ててくるのも、
得意な手段の一つです。
相手はあなたのせいにして
あなたに罪悪感を抱かせるように
誘導をかけてきます。
これには他人の責任にすることができる上に
自分自身の攻撃を
隠蔽することもできるので
一石二鳥と考えてます。
都合が良いようにねじ曲げて解釈する
攻撃してくる人の特徴として、
世間で一般的に良いとして
受け入れられているようなことを
よく出してきます。
例えば正直でなければならないとか、
寛大でなければならないといった
多くの人が誰も疑っていないような
考え方を伝えてきます。
子供の頃からしつけや教育の中で
常識だと教え込まれてきた
考え方を伝えてきます。
そのため
おとなしく従順な真面目な人ほど
こういうことがきちんと守らなければ
社会は成り立ち得ないと
信じている人にとっては
自分が悪い・・
という気持ちにさせやすくするのです。
そこにつけこんできて、
もしあなたが断ったら、
友達が困っているのに助けないなんて
冷たいといったこともを言ってきて
罪悪感をさせるように仕向けてくるのです。
まとめ
攻撃してくる人の特徴について
いくつかまとめてみました。
攻撃してくる人は
心の底は
自信がなかったり
自分ではなかなか行動できない人が
多かったりします。
自分より相手が
優位になっていることが
許すことができず
自分の価値観、存在意義を
守ろうとして
あなたを攻撃してくることが
多いです。
あなたのことが
実はとても羨ましくて
自分をそうなりたいと
どこかで思っているのに
言い出せないし
認めることができない。
それがストレスとなり
攻撃という行動に出てしまうのです。
もし、あなたが嫌味なことを
言われているとか嫌われているのか
と感じることがあれば
上記があげた傾向がないか
確認してみてください。
もしあてはまることがあれば
感情的にならず
近くの相談しやすい人に
思いを伝えてみてください。
一度気持ちを整理してから
その相手に対して関わりを
考えていくことが大切です。
なぜなら攻撃してくる人は
攻撃していると思われないように
してきます。
あなたの中で攻撃されていることが
分かれば身を構えることも
できますし、なるべく距離を
置くようにすることもできます。
良い人も多いですが
一定数こういう攻撃するという
行動を取る人もいますので
特徴を理解することが大切です。