言いたいことを言わない。自分の殻に閉じこもる心境とは?

こんにちは。
精神科作業療法士の大祐です。

 

突然ですがあなたは
自分の言いたいことを
言えていますか?

 

家族や友人と会話していると
自分の言いたいことが言えない
ことがあり黙ってしまうと相談を
受けることがあります。

 

言いたいことが言えないときって
誰でもありますよね。

 

私も以前故郷を出て
誰も知り合いのいない中で
働いていたことがあります。

 

その環境の中で
つい言いたいことがあっても
言えないってことがありました。

 

それはなぜかというと、

 

傷つきたくないし
関係が悪化して
ずっと雰囲気が悪くなるのが
もっと嫌だったからです。

 

もっというと言えなくなったより
言いたいことを言わなくなった
がもっと自分の気持ちに近いかもしれません。

 

知り合いがいないからこそ
ここで嫌われたら
生きていけないと思い込んで
いたからです。

 

そんな中、私はある手法を知ることで
何とか乗り切れたと感じています。

 

それは、認知行動療法と
マインドフルネスとの出会いです。

 

そのことを含めて
少し私の昔の話をしますね。

 

これを読んでくれているあなたに
こんな手法もあるんだということを
知っておいてほしいです。

 

自分の体験談から言いたいけど言わない
心境について書いていきますね。

 

元々はハッキリ言うタイプだった

 

元々の自分は言いたいことは
ハッキリ言うタイプの人間でした。

 

それは相手にもハッキリと
言ってもらいたいし
言葉に出さなきゃ
伝わらない事ばかりだと
思っていましたから。

 

でも、いつからか言えなくなりました。
いや、言わなくなりました。

 

自分が発した一言で
相手は何を思うか分からないと恐怖感があり
「なんでそう思うの?」と
聞かれると言葉が詰まってしまうからです。

 

自分の意見を否定されたら、
余計心が傷ついてしまう
傷つくのが嫌だし嫌われたくなかった。

 

こんな気持ちから
自己防衛が働いて
自分の本心は話さない。

 

こんな自分と話をしてくれている
相手にも失礼だとは思ったけど、
全てうわべだけの会話となってしまう。

 

心の中では違う意見を持っているのに、
相手の顔色を伺いながらの
うわべだけの会話は正直しんどい。

 

本心と違う事をその場しのぎで
話しているので
会話の内容が誰と何を話したのか
まったく記憶に残っていないことが
度々ありました。

嫌われたくない気持ちしかなかった

あの当時、意見を否定されたら、
自分自身も否定されてると
思ってしまっていたので
一生懸命本心は心の奥底に閉じ込めて
必死に会話をする日々。

 

たぶん八方美人な人とは
ちょっと違うと思うのだけど、
周囲から見れば八方美人にも
見えたかも知れないです。

 

だから、なるべく人と接することを
避けるようになっていきました。

 

楽な生き方に逃げていただけかも
しれないけど、あのときははいつでも
逃げられる状態に身を置いておかないと
自分の気持ちや精神がとても
持たなかったです。

 

 

 

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自分が出せない自分が嫌いになった

本当は、深く人と付き合っていきたい。
でも、気をぬいた状態で
相手の何気ない一言で
一瞬にして再起不能にもなりかねませんでした。

 

ただただ自己防衛するしかなかったのです。

 

今思えば相手は私のためを思って
言ってくれているのもよく分かります。

 

でも、あの時は自分の本心を出したら
傷つくし嫌われるし相手にされないのでは
ないかと思っていた。

 

自分の本心を言わないと言うことは
自分の気持ちに嘘をついていることになります。
だから余計、独りになったとき心が痛む。

 

嘘つきの自分が嫌いでした。
相手の顔色伺っている自分も嫌いでした。
うわべだけの会話ももっと嫌いでした。

 

本心を言えないってことが、
こんなに辛いとは思ってもみなかったです。

 

演じたところでしんどいだけ

最初は相手に合わせて楽しんでいる
フリだけしておけば、
辛い思いしなくて済むと思っていたのに、
本心を隠すってことは心にも負担が
大きくのし掛かるのが体験して
痛いくらいよくわかったのです。

 

大丈夫じゃないのに大丈夫だと強がっていた

身体も心もしんどいと
感じていたのですが強がっていました。

 

「大丈夫じゃない」
たった一言
この言葉が言えていたら
もっと早く気持ちが楽になっていたかもしれません。

 

周りのスタッフにも
「大丈夫ですか?」
と聞かれて決まって
「全然、大丈夫ですよ。」
と決まり文句のように言っていました。

 

大丈夫って言うほど大丈夫じゃない。その3つの理由とは?

 

この時の心境として
「男なのに、弱音なんかかっこ悪い」
と頑なに小さなプライドを守っていたように
今になって振り返ることができてきました。

 

だからこそ
患者さんが大丈夫と
活気なく生気も感じられないのに
頑張っている姿を見ると
心が苦しくなりますし

 

私自身、昔の自分を
見ているようで気持ちが
動かされます。

 

大丈夫じゃないときは
大丈夫じゃないって素直に
言いましょう。

 

ホントに大丈夫な人は
大丈夫?と聞かれると
「何が?」

と感じることが多いです。

 

弱音も吐いていい。
辛くてもいい。
そんな弱い自分がいて当然です。

 

今になってやっと
素直にそんなことを思えるようになりました。

まとめ

言いたいことを言わないの心境について
私自身のことを振り返って書いてきました。

 

精神科作業療法士なのに
こんな気持だったのかと思われたかも
しれません。

 

しかし、だからこそ
嫌われるとか演じてしまうという
悩みを聞くとまるで自分のことを
聞いているみたいな気持ちになるんです。

 

自分自身が
嫌われたくない
傷つきたくない
という気持ちに支配されたいたからこそ
同じ境遇の悩みを聞くと
痛いくらい相手の気持ちを
理解しやすくなりました。

 

もちろん全てを
理解できるわけではなありません。

 

ただ、こういう気持ちになったときに
どんなに辛くて、寂しくて、孤独を
感じるかは分かります。

 

私自身がその気持ちを感じていましたから。

 

私はホントはとても弱い人間です。

 

一人だとすぐにつぶれてしまいます。

 

その中で私が心身のバランスが
大切だと教えてもらったのは

認知行動療法という治療と
マインドフルネスです。

 

自分の考えが絶対ではなくて
見方を変えれば考えは変わること。

 

自分の感じている気持ちを否定せずに
俯瞰して見つめる大切さをここから
教えてもらいました。

 

これで自分の気持ちが非常に
楽になった体験があります。

 

だからこそ同じような悩みを
持っている人には
支援できることがあればしたいです。

 

その一つが
こうやってブログを書いていくことも大切な
役割だと思っています。

 

これを見たあなたが少しでも
気持ちがフッと楽になってくれたら
こんなに嬉しいことはありません。

言いたいことを言わずに黙って角に座り込む男性