ネガティブな気持ちを感じる時に知っておいて欲しい事

こんにちは。
精神科作業療法士の大祐です。

 

今回のテーマは、
「ネガティブな気持ちを感じる時に知っておいて欲しい事」
で書いていきたいと思います。

 

人がネガティブ思考になる時ってどんな時でしょうか?

 

私は何もできない
 なんでこんなことも分からないんだろう
 相手が憎くて辛い
 ポジティブに考えることができない
 なんも良いことがない・・

 

おそらくこの様な感じだと思います。

 

このことで悩んでいる人が
多くおられます。
もしかしたら今このブログを読んで
頂いているあなたも
その一人かもしれませんね。

 

そもそもなのですが、
ネガティブな気持ちをなぜ
変えたいと思っているのでしょうか?

 

・いつも暗いことしか考えれない
・行動に起こすことができない
・悪いイメージしか浮かばない

 

だから、いけないことで
変えないといけないと。

 

非常に分かりますが
この考え方というのは実は
非常に偏っているんですよね。

なぜかというと
「ネガティブ思考はバランスを保つ為に必要な考えである」
ということです。

 

もし、ネガティブな考えが
全く起こらずに生きていくとした場合
どんなことが起こるのか?

 

このことについて一つずつ
詳しく書いていきますね。

 

日常のリスクが高まる

「ネガティブ思考」なんて
言葉を聞くとなんか暗いイメージだったり
マイナスなことばかり考えているという
イメージをもつと思います。

 

では、極端な話し全くマイナスな考えが
なかった場合、どうなるでしょうか?

 

それは何か行動を起こそうとしたときに
全くリスクを考えずに
行動を起こしてしまいます。

 

何か行動を起こすときというのは
必ずと言っていいほど
メリット・デメリットが存在します。

 

デメリットを考えることはリスクを回避する上で
非常に重要な要素を含んでいます。

 

ネガティブ思考は私たちの
身を守るために大昔から
必要なことと伝わる遺伝子だと
思っています。

 

男性がまだ狩りをしていた時代に
森の中に入って楽観的に入っていて
突然後ろの方でカサカサと音がしたとします。

 

ネガティブ思考がないままいきなり
飛び込むとどうなるでしょうか?

 

もしかしたら自分よりも非常に大きい
動物が牙むき出しで襲ってくるかも
しれませんよね。

 

命に関わる出来事になるかもしれません。

 

その時代もし女性が子供を育てているときに
近くに生えていたキノコを何も考えずに
食べさせてしまったとします。

 

それがもし毒キノコだったらどうしますか?
子供に命の危険が及ぶかもしれません。

 

エネルギーのバランスが崩れる

ネガティブ思考は私たちが生きていく上で
非常に重要なリスク回避となっていたわけです。

 

そのため、マイナスな考えはプラスの考えよりも
強く感じるように遺伝子レベルで組み込まれているという
話し先程しました。

 

これも例え話しになるのですが

友達や家族と話しをしているときに
・自分が楽しいと感じる話し
・自分が身の危険を感じる話し

 

この二つの話しを聞いた場合、
多くの人は「自分が身の危険を感じる話し」の
ほうをよく覚えているものです。

 

その理由として
人は昔から自分を守るという能力が
備わっているのでネガティブなエネルギーの方が
非常に感じやすいということですね。

 

 

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適切な判断ができなくなる

どんなことでも言えるのですが
何かに極端に偏ると、物事を適切に
選択して判断することが難しくなります。

 

プラスな考え方、マイナスな考え方それぞれの
視点から物事をみていくことが大切なことです。

 

ちなみにプラス思考に偏ると
自分の気持ちは非常に安定するように
感じるかもしれませんが
決してそんなことはありません。

 

デメリットの部分をほとんど
考慮することなく
行き当たりばったりで行動すると
何も考えていないように
相手は感じてしまうかもしれませんね。

 

まとめ

人がネガティブな気持ちを感じた時の対
処方法についてということで、
「ネガティブ思考はバランスを
保つ為に必要な考えである」
について書いてきました。

 

ここで言いたいことは
ネガティブ思考が駄目と
いうことではないです。

 

偏ることが危険ということですね。

 

裏を返せば

リスクを考え非常に慎重に
考えることのできるタイプであるとも言えます。

 

これはとても大切なことだと考えています。
ただ何度もお伝えしていますが
何事もバランスです。

 

どちらかでも偏りすぎると
人は生きにくさを感じます。
このバランスをどう保っていくかが
これから私たちの課題になっていくと思います。

 

バランスを保つためには
マイナスな思考が働いた時に
その逆のことを考えてみるということが大切です。

 

例えば
彼女にフラれた・・でも自分の時間ができた
仕事で失敗した・・でも次に活かす学びになった
などですね。

 

これを頭で考えると非常にやりにくいので
簡単なメモ書きにでも書くと
整理されやすくなります。