メンタルヘルスとセルフケア。切れない二つの関係とは?

 

どうも、こんにちは。
精神科作業療法士の大祐です。

 

最近メンタルヘルスと言う言葉
がよく聞かれるようになりましたね。

 

精神のバランスをどう整えていくか

これは今や、全員が意識しておくべき
ことではないかと考えています。

 

メンタルヘルスという言葉が出てきた
背景としては

 

・人が扱う情報量が増えたこと(ネットの普及)
・職場や家庭でのコミュニケーション不足
・仕事のスピードの加速
・育児介護の問題
・経済的な問題

 

こういった悩みを抱えた人たちの増加が
考えられています。

 

メンタルヘルスで重要なことは
セルフケアにあると考えています。

 

自分で自身のケアをする。

 

セルフケアの能力はこれから
だれもが磨いていくべき能力です。

 

メンタルヘルスとセルフケア。

 

仕事していると、いろんな悩みが出てくる
現代を生きていくためにどうしたら
よいのかということについて
書いていきたいと思います。

 

メンタルヘルスとは

そもそもメンタルヘルスとは
日本語で精神的健康を意味する言葉です。

 

精神的健康とは、心の健康と
言い換えることができます。

 

では、健康の定義とは何でしょうか。
世界保健機関の定義によると
「単に病気がないとか、病弱でないとかということではなく
肉体的、精神的、社会的に満たされている状態」
とされています。

 

これは幸せや安心感も含めた
「よりよく生きること」を指します。

 

ですから病気がないという理由だけで、
健康であると言えない事は
押さえておく必要があります。

 

心身のバランスがとれて初めて健康である

いくら体が健康でも、心が健康でないと、
日々の生活や仕事を満足に
送ることができません。

 

特に仕事上においては、
肉体的な問題だけではなく、
精神的な不調があるためにやる気や元気が
湧いてこないケースが増えています。

 

そうなると本人は頑張りたいと
思っていても実際に頑張ることができません。

 

体が健康でも、心の不調であれば
心と体のバランスが乱れている状態です。

 

例えばですが
手足の筋肉を使いすぎると
翌日は筋肉痛で手足を動かしにくい経験を
したことがある方が多いと思います。

 

それは筋肉の中に痛みを感じる
感覚神経が通っており、筋肉の使いすぎで
生じた痛みの感覚神経を通る事で
私たち自覚することができるからです。

 

しかし脳疲労については、
脳自身が疲労を感じる神経が
通っていません。

 

そのための使いすぎても
私たち自身は理解することができません。

 

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うつ病も脳疲労が大きく関与している

ここ数年で急激に増加しているうつ病は
まさに精神的な不調。これは
脳の使いすぎによる疲労が
原因で発症する病気です。

 

ただしすべてのうつ病が
脳の疲労だけで生じるわけではありません。
遺伝的になりやすい体質の方もいます。

 

うつ病とは気分が憂鬱になる、気分が落ち込む、
という気分の変化が注目されがちです。

しかし脳の働きが低下しているために
体内のホルモンバランスや呼吸異常等を知らせる
自律神経の働きも見られますので

ダイエットもしないのに
体重が急に減少したり、
体の免疫力が低下して
病気になりやすくなったり、
なかなか治らなかったりという
体の症状が出ることも
起こりやすくなります。

 

メンタルヘルス不調に陥っている人ほど
不調であることを自覚できておらず
会社を休もうとはしません。

 

・任された仕事を遂行しなければいけない
・自分が休んだら経済的に困る
・周囲の人に迷惑をかけたくない

 

という極端な判断してしまいがちで
メンタルヘルスの悪化しているのにも
関わらず働き続けてしまうのです。

 

セルフケアについて

メンタル不調を未然に防ぐための
習慣として自分でできることが次のようなことです。

 

・仕事とプライベートを区切る
・職場外の友人を持つ
・趣味を作る
・腹式呼吸、マインドフルネスに取り組む
・朝起きたら窓の近くに移動する
・昼休み15分ほど目をつぶる
・夜9時以降にパソコン・スマホを扱わない
・声に出して本を読む
・ペンを使って文字を書く

 

どれも一人でできることですので
意識するだけでメンタルバランスを
取ることが出来ます。

 

メリハリをつけるということとも
言い換えることができます。

 

メリハリがうつ予防になるという
記事に詳しく書いていますので
参照してみださい。

メリハリのある時間がうつ予防にある理由

まとめ

メンタルヘルスとセルフケアについて
書いてきました。

メンタルヘルス不調になりやすい人は
無口で心配性、几帳面、
または自分の疲労感を我慢したり
感じにかかったりする傾向が高いです。

 

その結果が体調がどんどん悪化してしまいます。

体調が悪化すればするほど
仕事を効率的にこなせなくなり、
休むことへの不安感が高まり、
休みたいけど休めないと思い込んでしまう。

 

これがメンタルヘルス不調の特徴です。

 

うつ病はメンタルヘルスが
崩れている状態が持続すると
発症しやすいとも言えます。

 

症状が重症化する前に
自分の体調を常に意識しておくこと。

 

体や心の違和感に敏感になることです。

 

まずは気付くこと。
それを放置しないことです。