何もかも投げ出したい。絶望する前に知ってほしい3つのこと

 

こんにちは。
精神科作業療法士の大祐です。

 

突然ですがあなたは、
何もかも投げ出したいという
感情に襲われたことはありますか?

 

精神科に勤めていると、
精神も限界を超えていて
全てが嫌になるという人が
何人も相談に来られます。

 

日々の生活のしにくさであったり、
人間関係のストレスであったり、
自分の思い通りにいかないイライラや焦り、
失ったものが多いと感じてしまったり。

 

こういう感情になる人は

「自分で自分を責め続けている」傾向が
強いと感じています。

 

つまり
自分を責め続けた結果、
何かもが嫌になっているということです。

全てを投げ出してしまう前に
知っておいてほしい3つのことがあります。

 

読み終わった後に
少し落ち着いて
考えることきっかけになったら
とても嬉しいです。

全てを投げ出したい

就活したくない、
婚活したくない、
そう思いながらもでも
しなければならないと
考える人がいます。

会社を辞めたい。
再就職したい。
家から出て1人で暮らしてみたい。
「でもできない」と言う人もいます。

 

本当は何もしたくないと
自分に問いつつも実際に何もしないで
のんびりしていると、
心がゆっくりできて
よかったなぁと思うよりも

 

「こんなことをしていていいんだろうか」
と迷ったり

「こんな自分ではいけない。
もっと行動しなければダメだと思う」

このように

自分を責めては焦ったり
不安になったりしていることが
多いように感じます。

 

何をしていても、
充実感を覚えない。

 

何をやっても、
これをやり終えたという
満足感に満たされることがない。

 

それでいて、
絶えず何かを
していなければいけないという
後ろめたさが
あるという人たちが増えています。

 

さらに
自分が生きていることそのものが、
逆に申し訳ないという思いで生きています。

 

例に挙げた人たちだけでなく
若い世代たちは
今の自分や今の状況として
少なくともこんな思い抱いている人が
多いように感じます。

 

・どこにいても自分の
居場所がないと感じる

 

・どこかにもっと心の通う人が
いるような気がする

 

・楽しくないけど
仲間外れになるのが怖いから
みんなと合わせている

 

・自分だけが
異質な感じがする

 

・いつも自分だけどこか
浮いているような感じがする

 

・何をしていてもつまらない

 

・こんな世界に生まれてきたくなかった

 

・この世から消えてしまえるなら
消えてしまいたい

 

・もう何もかも全てを
投げ出してしまいたい

 

本人たちは自分たちだけが
そうなのかと悩みます。

 

けれどもその受け止め方の幅や
大きさは異なるものの、
多くの人が同じような問いを
自分に投げかけているように感じます。

居場所のない孤独感を感じている

理由があるわけではないけれども、
なんとなく自分の居場所がないような
気がすると言う人がいました。

 

「家族と一緒に暮らしていても
なんとなく虚しくて
他人と住んでいるような
気分になって落ち着きません。

自分が本当に住む場所は
ここではないような気がしていて、
居心地の悪さや寂しさを感じます。」

 

さらには、
「今の家族とは、まるで非現実的な世界で
家族ごっこしてるような感じで生きていて
満足感がないです。」

 

そう言いながらも、一方で
どこかに探し求める安住の地があって、
そこには
・心から愛し合える人たちがいる。
・心から満足できる生活がある。
・そこには明るい未来を待っている。
このような気持ちもあります。

 

その人に
「どんな時に居心地の悪さを感じますか?」
と質問するとずっと黙って考え込みます。

 

しばらくしてから
「どんな時にと言われると…わかりません。
なんとなくとしか言いようがありません。」

 

その人は「なんとなく」と言うのが
口癖のようで答えるたびに
「なんとなく」を連発していました。

 

私がここで確かめたかったのは
「なんとなく」と言う口癖です。
この「なんとなく」と言う言葉に
その人の日常が表れているように感じました。

 

 

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ゆがんだ自己分析をしている

心理学の本やネットの情報も今では
数え切れないくらいありますので、
自分で自分のことを客観的に捉えようと
している人もいます。

 

自己分析事態はとても
素晴らしいことなのですが
一つ気をつけないと
いけないことがあります。

 

それは、自分自身が
「悩んでいる状態」のまま
自己分析してもほとんど
役に立たないということです。

 

どうして自己分析が無駄なのか。

 

最大の理由は、
自分の意識が
(他者中心)に陥っているからです。

 

他者中心と言うのは、
自分の意識が他人や外に向いています。

 

そのために
「自分のことがお留守になっている」
状態です。

 

なので他人の顔色を伺ったり、
他者の言動が気になり自分の言動も
他人を基準にして比べてしまうので
自分を否定することが多く
傷つくことも多くなります。

 

決定的なのは
自分の感情や欲求に
気づかないという点です。

 

これは他人を基準にしているために、
自分の欲求、感情よりも
相手を優先させて
「してはいけない。しなければならない」に
とらわれていきます。

 

それは、
自分を大事にできない
自分を愛することができない
自分を満たすことができない
自分を充実させることができないにつながります。

すでに限界まで頑張っている

限界まで頑張って疲れてしまっている女性投げ出したい気持ちが
強いというのは

 

それまでに何度も悩み、苦しみ
それでもなんとか前に進もうと
しているということです。

 

すでに限界まで
頑張っているのです。

 

投げ出したくなるという
ある意味、強い衝動は
それだけ溜まりにたまっている
ステージまで来ている証拠です。

 

まずはここまで
頑張っている、
そして頑張った自分を
受け入れて頭を撫でる気持ちで

 

いたわってあげてください。
ねぎらってあげてください。

 

あなたはもうすでに
全て投げ出したいくらい

悩んでいるし
考えているし
苦しんでいるし
頑張っているということ。

 

他人と比較して
自分の頑張りを評価すると

気持ちが落ち込んでいくばかりです。

 

あなたはもうすでに
こんなに頑張っている。

 

もっと力を抜いていいのです。

まとめ

何もかも投げ出したいという気持ちは
相手を優先しすぎて自分を
責め続けていることについて書いてきました。

 

私は思うのですが、
何もかも嫌になる時って、
それだけ相手に対して
優しすぎる気持ちを持っている人でもあります。

自分を取り戻す方法。それはあなたの普通をやめること。

 

あなたが悪いわけでも何でもないです。
私はお伝えしたいことは
バランスをとるということです。

 

相手のことを考えすぎていることは
バランスが崩れているということです。
そのためにあなたが、
そこまで苦しむ必要はありません。

 

むしろ、投げ出したくなるまで
人のことを考えてあげられるあなたは
素晴らしい人です。

 

だから、少し自分の事を
いたわってあげて欲しいです。

ほんの少しだけでもいいので、
自分中心に物事を捉えても
良いのではないでしょうか?

何もかも投げ出したいと興奮してしまい頭から煙がでている女性