こんにちは。
精神科作業療法士の大祐です。

 

精神科でリハビリしていると
患者さんから
自分が嫌になった
または
自分のことが嫌でしょうがない

という悩みを聞くことがあります。

 

これは精神病だからでしょうか。

 

私は精神的な病気でなくても
多かれ少なかれ
自分のことを嫌になったと
体験をしている人は多いと
思っています。

 

専門用語で言うと
自己肯定感が低い」なんて
言うことがあります。

 

ネットでの情報でも
自分を否定してしまうときの
対処についていろんな
対応が書いてあります。

 

しかしその多くは
人と比べないとか完璧を求めてるとかが
対処として挙げられていることが多いです。

 

これらのことも非常に大切ですが
もっとも意識するべき
ことが書かれていない事が多いです。

 

それは

無理に自分のことを好きにならなくていい

ということです。

・自分が嫌になっている自分に気づく事
・自分を好きになるのではなく許すという事
・できている自分にも注意を向ける事

 

まず俯瞰して自分のことをじっくり
注意を向けて見てみることです。

 

精神科で日々リハビリをしている
私の体験談も含めて書いていきます。

無理に自分を好きになる必要はない

自分のことが嫌になっている時に
自分のことを無理に好きになろうとしても

本当に苦しいことですよね。

 

こんなときは
無理に好きにならなくていいんですよ。

 

最初は嫌なままでいい。

 

まずはそこから少しずつ認めてあげることです。

 

そしてこの自分が嫌になっていく過程に
少しずつ目を向けていきましょう。

自分が嫌いになっていく自分に気づく

自分のことが嫌になっていくときは
どんなときですか?

 

例えば
・仕事でミスしたとき
・自分が相手を傷つけてしまったとき
・完璧にやり遂げられたなったとき
・相手の期待に答えられなかったとき

 

ここから言えることは

自分を戒めることで責任をとろうとしている

ということです。

 

特に責任感が強く相手の期待に
応えたいと大きなエネルギーをもっているほど
何か、うまくいかなったときに

どんどん自分の事を嫌になって
自分を罵倒してなんとか最低限の責任を
とろうとしています。

 

こういう自分のことが嫌になっていく
ことに自分で気づくというのは

第一歩としてとても大切です。

自分のことを許す・受け入れる

自分のことが嫌になっている
自分にまず気づく、目を向けること。

 

気づくと分かるのですが
自分が嫌になっていく感覚は
本当に不快な気持ちですよね。

 

自分のことを無理に好きになる必要はないと
お伝えしましたが

そのことを前提に

嫌になっていく自分の感覚を受け入れていく・許す

という作業になります。

例えば
あなたの大切な人が
目の前で悩んでいる人がいたら
なんて声をかけますか?

 

罵倒したり、叱咤激励をしたり
しますか?

 

おそらく
何も言わずに相手の話を
ただ聞いてあげる。

 

時には優しくアドバイスするかもしれません。
時には抱きしめてあげるかもしれません。

 

それを自分に向けてみるというということです。

 

自分が嫌になっているのに
そんなことができるわけがない。

 

そう感じるかもしれません。

 

もしそういう気持ちになっていることに
あなたが気づいたのなら
それも大切なあなたの感覚なので
それも大事にしてあげてください。

 

大事にするその気持ちが
だんだんと自分を許す
自分を受け入れるということに
繋がっていきます。

 

嫌になっている自分に
許す言葉をかけてあげられない
自分の気持ちを
そっと受け入れること。

 

矛盾したことを言っているように
聞こえるかもしれませんが

 

最終的には
受け入れることが出来ない自分がいる
ことを受け入れることが出来ているのです。

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自分のできていることにも目を向ける

自分を許す・受け入れるという
ことに気づいてくると
できている自分にもぜひ
目を向くようになります。

 

どうしても人は
出来なかったことに注意が向きやすいです。

 

しかし
実は出来ていることもたくさんあります。

 

ここまではできている」という
気づきが少しずつ
自分のより許す・受け入れる
ことに繋がっていきます。

 

嫌いになっていく自分を認めつつ
出来ている自分がいることにも
気づいていきます。

まとめ

自分が嫌になったときの対処法に
ついて書いてきました。

 

自分のことを無理に好きになる必要はなく

嫌になっていく自分を認めていく。

ということがとても大切だと
私は考えています。

 

これはすぐにできることではありません。

 

特に自分に厳しい人は
この作業はとてもしんどく
感じると思います。

 

なぜかというと
私自身が自分をなかなか許すという
ことができにくい人間だったからです。

 

自分を好きにならなくていい。
そんな気持ちも気づき受けいれることが

結果的に自分を許し
「これでもいい」
「ここまででいい」

という気持ちになることを
知りました。

 

いきなり自分のことを
好きになれなくてもいい。

 

好きも嫌いもありのまま
まず受け入れる。

 

これが私の思う対処法です。

自分のことが嫌になって自分自身に抗議している女性の写真