人の気持ちがわからない。他人の感情が理解できないときは?

人の気持ちがわからない。
私には心がないの?何か欠けているの?

 

突然ですが、社会でうまくやっていくために
必要なものは何だと思いますか?

 

自立すること、仕事ができることなど
様々なことが思いつきますね。

 

その中で一番大切なのは
「対人スキル」
ではないでしょうか?

 

実は私にはこのスキルが全くと言っていいほど
ありません。

空気を読むことや
人の気持ちを察することが苦手で、
人とうまくやっていくことができないのです。

 

初めは仲良くしてくれていた友達も、
気がつくと離れてしまっている。
みんなに合わせて笑っていても、
何が楽しいのかわからない…

 

ずっと自分の性格に問題があるか、
自分のどこかがおかしいのだと
思っていました。

 

ですが、これは脳の機能障害だと
いうことがわかったのです。

 

この記事を読んでいるあなたも、
人の気持ちがわからないと
悩んでいるのでしょうか?

 

もしそうだとしたら、
少しでも悩みが軽くなる
助けになることを願います。

 

原因は脳にあるかもしれません

人の気持ちがわからないのは、
他者への共感力が大きく阻害される
先天性の脳の機能障害である
「高機能自閉症」や
「アスペルガー症候群」の可能性があります。

 

最近よくテレビで特集されたり、
多くの本も出版されているので
目にする機会も増えてきた
発達障害」の一部です。

 

これらが原因で起こる
コミュニケーションの障害を抱えている人は、
本人としても
「自分は人と何か違うようだ」
「自分がいるとなぜかトラブルが起こる…」
という感覚を持っていて、
苦しむことが多いです。

 

アスペルガー症候群の診断を受ける前の
私もそうでした。
診断を受けたときは
自分に欠陥があるのではなく
脳の機能が人と違っているのが理由だと
わかって少しホッとしました。

 

発達障害とは

発達障害は、決して脳が
発達していないというわけではなく、
発達の仕方に偏りがあり、
定型発達の人の基準からは
外れているということです。

 

実は日本は発達障害大国でもあるそうです。

本来なら人種で差が出るものでは
ありませんが、なぜか国ごとに統計を取ると
常にトップレベルで数が多いと
言われています。

 

その理由として、文化の差が
あげられることがあります。

 

同じ発達障害でも、
他の国では許容されるレベルが、
日本では問題視されてしまうのです。

 

なぜかというと、日本は国家レベルで
空気を読むことを求める風潮があり、
みんなが同じであることを
求めすぎているからではないかと
言われています。

 

いつの時代も一定数、
発達障害を持つ人は存在していました。

 

昔なら「変わっている」と言われても
受け入れられてきた特質が
許容されない社会になってきたことが、

「発達障害」の知名度の上昇の
一因なのかもしれません。

 

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あなたは悪くありません

ここまで見てきたように
人の気持ちがわからないのも、
それが原因で人とうまくやっていくことが
困難なのも、脳の機能の障害が原因であり、
あなたのせいではないのです。

 

童話「みにくいアヒルの子」のように、
白鳥なのにアヒルの群れに入ってしまった。

 

それが発達障害の人が置かれた状況です。

 

どんなに頑張っても
白鳥はアヒルにはなれません。

 

「努力してアヒルになれ」と
叱咤激励されても、
結局、白鳥の子は
白鳥にしかなれません。

 

白鳥には白鳥の役割があるのです。

 

人の気持ちがわからないのは、
裏を返せば情に流されにくいとも
言うことができます。

その特性を活かし、精神科の医師や
カウンセラーとして活躍されている方もいます。

このように、自分にできることを
活かしていけばいいのです。

 

まとめ

人の気持ちがわからないのは
とてもつらいことですよね。

 

自分が気づかないうちに
人に嫌な思いをさせてしまったり、
意図していないのに
怒らせてしまったりして
人間関係をうまく築くことができません。

 

ですから、アスペルガー症候群の人は、
現代社会に対し
非常に適応しにくい困難さを
抱えているとも言われています。

 

ですが、先ほども述べたように、
見方を変えて
情に流されないという点を活かせば、
冷静な意見を言ったり、
判断したりできるということです。

 

人とは違う視点を持っていることが
プラスになります。

 

そして、決してあなたの
性格的な問題なのではなく、
脳の作りが違うのだということを
知ってほしいと思います。

 

障害が原因であれば、
時間はかかりますが、
ひとつずつ対処していく方法もあるはずです。

 

人に合わせることを重視しすぎると、
自分を失ってしまい、
かえって息苦しくなってしまいます。

 

自分にできることで、
周りの誰かの役に立てることがないか
探していきましょう。
この記事が、あなたが自信を持って
生きていくための一助となれば幸いです。