どうも、こんにちは。
精神科作業療法士の大祐です。

何かを行動を起こすとき
きっちりやりすぎて

頑張りすぎているという人が
とても多いです。

例えば、
「〇〇をしすぎて疲れる」
「〇〇しすぎる自分にうんざりする」
そう感じる人にはある共通点があります。

何かわかりますか。

 

それは「人に認めてもらいたい欲」です。

 

何かに夢中になっていたり
猛烈に打ち込んでいたとしても

それに見合った評価があれば、
人は「やり過ぎだ」と
ため息をつく事はありません。

 

問題なのは、時間をかけたり、
体力を使ったり神経を
すり減らしたりしているにもかかわらず

認めてもらえない不全感があることです。

 

どんなに残業しても
認められない。

どんなに気を使っても
周囲と人間関係を築けない。

そんな時
人は「こんなにやっているのに・・」と悩むのです。

 

ではなぜ同じように頑張っているのに
認められやすい人と

認められにくい人がいるのでしょうか。

やり過ぎのメカニズムとは

人が何か行動する時
そこに必ず目的があります。

 

例えば、
・仕事でスキルアップしたい。
だからセミナーや勉強会に出る。
・健康になりたいだから運動する
などという感じです。

 

この時セミナーや勉強会に出る、運動する。

 

これは
「目的」を達成するための「手段」です。

 

ところが、せっかく頑張って目的に向かって
努力していたにもかかわらず

いつの間にか
本来の「目的」はどこかへ行ってしまい
「手段が目的」に
変わってしまっている場合が
多く見られます。

 

・仕事を無理に切り上げ
勉強会に出ているのに得るものがない。

・運動に夢中になりすぎて
翌日寝坊するようになった。

 

本来の目的を見失ってしまい
「手段としてやってきたそのものが目的」になってしまうと
おかしなことが起きます。

 

勉強会に出ることが目的になれば
肝心の仕事や自己成長が置き去りになってしまいます。
運動も同行して躍起になれば
健康的に働くという本来の理想から離れます。

 

しかし、無理に仕事を切り上げて

勉強会に参加したり
疲れた体にムチ打って運動したり
とにかく食事を我慢したりすると
ある種の達成感は得られてしまいます。

 

達成感とは脳にとって快楽ですから、
結果に結びつかないための
達成感であるにもかかわらず
止められなくなってしまいます。

 

多くの方の悩みを見聞きしていると
何かをやりすぎているのに

認められないと感じる人は
目的を見失って迷っている場合がとても多いです。

 

いくらやっても結果が出ないので
いつまでもやり続けなくてはならず
どんなにやっても結果が出ないので
ストレスを感じるます。

 

一生懸命とやり過ぎの境界線はとても曖昧です。
だから知らないうちにその境界線を踏み越え
やり過ぎに突入してしまうこともあるのです。

 

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真面目な人ほどやりすぎるのか

真面目な人は
やりすぎてしまう傾向が見られます。

 

例えば健康やリフレッシュのために始めたジョギング。
本来ならば1キロくらいの距離を
正しい心拍数で走るのが効果的です。

 

しかし真面目な人ほど、
「ほどほど」のラインを超えてしまい
極端に言えば、「フルマラソン完走できるになる」とか
「どんなに疲れても走る」とか本来の目的とは
全く関係のない大きな目標立ててしまいがちです。

 

これも手段が目的化している状態です。

 

何かに夢中になるのは
とても素晴らしいことですが
真面目な人やハマりやすい性格の人は

目的を見失ってやりすぎていないかときに
冷静になり振り返る必要があります。

 

真面目な性格のやりすぎる人は、完璧主義

また真面目な性格のやりすぎる人は
完璧主義の傾向があります。

完璧主義の人は、性格が真面目すぎるが故に
自分が想像した通りの
目的を完璧に遂行しようとがんばります。

 

そしてそれは思うようにいかないと
自分はだめな人間と自己評価を下げ
もっと頑張らないとと
さらなる、やりすぎへと突き進みます。

 

このタイプの人は
何事についても
白黒つけたがる傾向が見られます。

 

実際にはことの全ての物事には
グレーゾーンというのがあるはずなんですが

完璧主義でやりすぎる人は

白か黒かそれが正しいか
間違っているかということに
こだわりすぎて社会生活で
ストレスを感じやすくなります。

 

完璧主義を捨てれば楽になる

例えば外国ではテストが
50点でもできたところを褒められます。

 

一方日本では、50点では
認めてすらもらえず
できなかったところを指摘され

「次は満点取ろう」と
叱咤激励をされたりします。

 

しかし人生において
完璧を狙えることなんて
どれほどあるでしょうか。

 

何でも完璧に思い通りに運ぶという事は
誰にもありえないことではないでしょうか。

 

不可能な完璧を追い求める為
ストレスが溜まるのも当然です。

 

「そこそこで良い」という気持ちに
切り替えることで
以前よりぐっと生きやすくなります。

まとめ

きっちりやりすぎて疲れるという人に
私の考えを書いてきました。

 

何事もバランスが大切です。

 

例えば
攻撃力100、防御力0
ポジティブ100、ネガティブ0

 

これでは、生活のしにくさがでるのも
当たり前かもしれません。

 

全か無か、白か黒か。頑張りすぎる人は
必要以上にやりすぎてしてしまう傾向にあります。

 

バランスよく、ほどほど」というスタンスが
大切だと考えています。

 

瞬間的に、100%やりきるということは
あっていいことです。

 

ただそれが、ずっと無理して
頑張りを継続しようとさせないことです。

 

きっちりやりすぎてしんどくなって頭を抱える女性