うつ病の人への声のかけ方。言われて嬉しかった言葉とは?

うつ病の人へ
してほしい声のかけ方。

 

身近な家族や友人が突然、
いつもより元気がない、
笑顔が無くなった、
外に出ようとしない、
食事量が減った。

 

そんなとき、あなたは
どんな声かけをしますか。

 

「どうしたの。頑張りなさい。」
「外に出てリフレッシュしておいで」
「もう少し、笑顔で元気を出してよ」

 

そんな言葉が浮かんできませんか?

 

実は軽く伝えているその言葉は
うつ病の人には、
とても重荷なり、余計殻に
閉じこもってしまう
声かけかもしれません。

 

私は普段精神科で働いていますので
様々な家庭環境の家族から深刻な
悩みを受けることが多くありました。

 

生活保護世帯や、
親を引き取らず
身寄りが無い高齢者、

認知症に悩む家族など。

 

解決策が見当たらない事に
対する悩みの相談を受け、
一緒に社会制度を利用しながら
良い方向に向かうよう
支援する仕事をしています。

 

日々、様々な人の人生背景と向き合い、
自分が持っていた
価値観や考え方を
はるかに超える現実。

 

具体的な解決策が見つからない
不安ともどかしさで四六時中
人の人生について考えていました。

 

気づいた時には
頭を休める日も無く、
良い方向に向かった家族と同時に、
また涙を流す家族が目の前に現れ、
感情に流されまいとする
自分の感情さえも「無」になっていました。

 

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何か自分の様子が可笑しい。
それは努力が足りないからだ。

 

自分のキャパシティが足りないからだ。
と自分を奮い立たせながら
生活していた頃、周囲に言われた言葉は

 

「大丈夫?頑張って」
「何か業務があれば手伝うからね」
「ご飯食べないと体がもたないよ。」でした。

 

手伝うからね。と言われることに
自分の業務が回っていない事が
見られている。

 

まだ頑張りきれていないから
頑張ってといわれる。

 

そんな被害妄想に
とらわれていまいた。

 

気づけば、
食事もろくに取れず、
吐き気に襲われながら仕事へ行き、
ついに家から職場まで
行けなくなってしまいました。

 

うつ病は誰もが
成りうる脳の病気です。

 

心の風邪なんて優しいものじゃない。
心の骨折くらいの重症です。

 

様子があまりにも
可笑しいなと感じた人。

 

そんな時、かけて欲しい言葉は

「たくさん頑張ってるもんね。
そばに居るから、何でも聞くからね」

「よく頑張ったね。」

「いつでもこの場所に
私たちがいるからね。」

 

「一緒にお茶飲む時間くれない?
私も休みたくて。」

 

そんな言葉をやさしく声掛けられたら
どんなに心が楽になるでしょう。

 

身近な人がインフルエンザに
かかったらあなたはどう接しますか。
病院へ付き添う、
スポーツドリンクやヨーグルトを買い、
おでこを冷やしてあげる。

 

うつ病は、表に出にくく気付かれにくいものです。
あなたの言葉ひとつで思った以上に
症状は軽減されていきます。