失敗を振り返る。明日からの自分を変えるために必要なことは?

 

どうも、こんにちは。
精神科作業療法士の大祐です。

 

私達は日々の生活の中で苦い体験をすることはよくあると思います。

 

失敗したなぁと感じるような経験ですね。

 

こういう経験は生きている上で何かの行動を起こすと必ずします。

 

失敗はとても大切な経験なのですが、これが慢性的に何度も起こっている時は注意が必要です。

自尊心の低下にも繋がりますし、行動を起こすことそのものに恐怖を感じるようになります。

 

あなたが、何度も同じ失敗をしてしまうときには一度自分の状態を見つめ直す必要があります。

 

失敗を振り返ることで何を失敗だと感じているのかを自分で考えることができるので
ここでは主に6つのことを書いていきます。

 

フラストレーション

フラストレーションとは、大事な目標が達成できない時、あるいは強い欲求の実現が阻まれているときに起こる感情です。人間ならではの欠陥や、不完全さや未熟さからあの程度のフラストレーションは必ずついてまわります。

 

私たちは成長するにつれ、すべての欲求がすぐに満たされるとは限らないことを学びます。また、見通したほどうまく行動できないものとも理解するようになります。さらに、完璧さなど必要でもなければ要請されてもおらず、実際問題として「だいたい」で十分という現実もわかってきます。

 

しかし慢性的にフラストレーションを感じる時は、大抵自分の定めた目標が非現実的か、自分のイメージが不適切か、あるいはその両方が原因となっていることが多いです。

 

例えば赤ちゃんはお腹が空くと、泣いて不満を表現します。すると、どこからか魔法のようにやさしい手が現れて、ミルクを飲ませてくれます。気持ちが良くなければやはり不満を訴えます。すると、またやさしい手が魔法のように現れ、気持ちよくして問題を解決してくれます。

 

しかし大人ではそうはいきません。にもかかわらず多くの大人が不満だと言って人生を嘆き悲しんでいます。もしかしたら不満を強く感じさえすれば人生が哀れみを感じてくれて、誰かが駆け寄ってきて問題を解決してくれるのではないかなとどこかで期待しているからかもしれません。

 

誤った方向へ向けられた攻撃性

 

誤った方向へ向けられる極端な攻撃性は、昼の後に夜が来るのと同じようにフラストレーションの感情の後に現れます。攻撃性に対処するには、それをなくそうとするのではなく理解しそれを向ける適切な対処を見つける必要があります。攻撃のエネルギーのすべてを生産的な行動に傾けてフラストレーションそのものを解消していく視点が大切です。

 

不安

不安を感じる根底には、自分の力量不足ではないかという見方や判断思い込みがあります。求められるレベルに自分が達していない気がする時に人は不安になるものです。大抵の場合、それは、力不足だからではなく間違った物差しを使っていることが多いです。実際の自分を架空の完全無欠の自分と比較していたり、完璧さと対比させて自分を捉えれば不安が生じるのは当然だと思います。

 

孤独、一体感の欠如

 

だれでも孤独を感じる時があります。これもまた人間の感覚で避けることができないものだと思います。しかし極度の孤独感や他の人から切り離され、阻害されているという感覚を慢性的に抱いているとしたらそれはかなり危険な信号です。

 

孤独な人ほど「自分には友人も孤独な人ほど「自分には友人もいないし、付き合う相手もいない」と言います。しかも「相手の方から自分のところにきたり、行動起こしたり、自分を楽しませてくれるのを待つ」という受け身の姿勢が強いため自分自身で孤独という状況を作っています。他人と関わりあう状況では自分も何らかの貢献をするということに考えが及ばないことが多いです。

 

優柔不断

 

優柔不断は、過ちと責任を解決するための手段です。その根底には決断を下さなければ間違いも起きないという誤った前提があります。自分も完璧な人間と考えたがる人ほど、間違えることをひどく恐れます。決して間違いを犯さず何につけても常に完璧でいたい人が過ちを犯すと完璧で全能という自己イメージが崩壊するからです。だから意思決定が生きるか死ぬかの大問題になっている人も少なくありません。

 

ここで大切なのは100%正しくなくても良いことに気づいてほしいことです。人間というのは本質的に、行動し、誤りを犯し、軌道修正しながら進歩するものです。

 

自分の決断力のなさを知り、また自尊心と自尊心を守るとする気持ちが働いていることを知れば、優柔不断を克服する上で役に立つと思います。決断力が鈍る主な理由は、間違いとわかった時に自尊心を失うことへの恐れがあるからです。

 

うらみ

恨みとは、不当な仕打ちや不公平を理由に、自分の失敗を受け入れやすくしようとする真理です。失敗を恨みで癒そうとするのは、病気をいっそうひどくする治療法ともいえます。恨みは精神の命取りとなりえ、幸せに感じにくくなり、何かを成し遂げるために使えたはずの大量のエネルギーを使い果たしてしまいます。

たとえ不当な仕打ちを受ける出来事があったとしても、恨みからは何も得ることができません。恨みの感情はさらに癖になりやすいです。大人扱いをけていると感じる癖がつき、自分を犠牲者としてイメージしやすくなります。そして鬱々とした思いを吐き出すきっかけを探し回るようになり何気ない一言やなんでもない状況からも不公平さの証拠や不当な仕打ちを受けたという妄想を簡単に引き出してしまいます。

 

まとめ

失敗を振り返るということで主に6つの心理状態について書いてきました。

 

失敗したという経験を慢性的にあなたが感じているのであればこの6つの心理状態になっていないか確認してみるのが大切です。

 

最初にも書きましたが、失敗は行動していれば当然経験するものです。

 

時々は自分の気持ちを振り返るのも大切なことです。明日からの自分少しでも変化を起こすためにも修正や振り返りは重要なことです。