感情を言葉にする方法!知るだけで今からでも実践できます

どうも、こんにちは。
精神科作業療法士の大祐です。

今日は自分の感情を言葉にすることについて書いていきますね。

 

日本人の気質や文化としてかなり強い部分なのですが、
「人に迷惑をかけてはいけない」「人を傷つけてはいけない」と
言うのはかなり強力に信念として埋め込まれているものだと思います。

 

でも実際のところ、人は勝手に傷つくし、
勝手に迷惑をかけられたと拗ねる生き物です。

 

「人を傷つけないように、迷惑をかけないように、空気を読んで振る舞おう」
とどれだけ頑張ったところで
どこかで誰かはあなたのことを嫌ってきますし、
もともとあなたのことを好きな人は好きなままです。

 

なので「こうすべきだから」ではなくて、
あくまで「私はこうしたいから」「私はこう感じた」という
自分の感情を言葉にする言い方をするのはどうでしょうか?
と伝えているわけです。

 

自分の意思や望みよりも場を乱さないことを優先する。

こういった生き方は何十年か前までの日本の高度成長期だった
ならば成立をしていたかもしれません。
つまり「年功序列」や「平等主義」に支配されて
マニュアル通りに動くロボットのような生き方をしていれば
無難に生活できていた頃の話です。
でも時代はかなり変化してきています。

 

自分の頭を使わずに上司の命令だけをこなすだけ、
割り振られた仕事を淡々とこなすだけの仕事は、
あとほんの10年もたたない間にコンピューターに
その役割を奪われてしまうと言われています。

 

しかしながら、本当の意味で自分が仕事に夢中になっているなら、
決してコンピューターや他の誰かに変わられる事はありません。
だから「私だけやりたい仕事をやろうとするなんて、他の人に悪い」とか
「頼まれた仕事を断って相手を傷つけたらどうしよう?」と悩んでいる
位だったらさっさと腹をくくって
自分の本音を表現していく練習をすることをお勧めします。

 

ただし、ここで注意しなければいけないのは感情を言葉にするのはあくまで

「私はこういう感情です」
「私はこれでやりたいです」
「私はこれをやりたくありません」

と言う自分の内面であるということです。

ここで1番大切な事はあくまで主語は【私】からぶれないようにしましょう。

 

ここで具体的な例を挙げてみます。

 

「ねぇねぇ、今度の会社の飲み会の幹事やってくれないかな?」と頼まれたとき

①幹事することが好きならば「うんいいよ!」で完結します。

②幹事をすることが嫌いな場合は「やりたくないんだ」と伝えることです。

もし今まで空気を読んで楽しくない感じをやっていたのなら
「本当はそういう取りまとめとかって好きじゃないんです」と
伝えても良いかもしれません。
その結果、「あなたから断られるなんて思っていなかった。すごい傷ついた」と
言われたとしたら皆さんはどう思いますか?

これについてですが私の意見ははっきり申し上げると
「知ったことではありません。」
が意見です。

 

なぜなら私は自分がやりたくないことを断っただけ。
それを受け取った側が勝手に「依頼した私のことを否定した」と
錯覚して勝手に傷ついているのです。
優しい方はここで登場すると思うのですが、
ここで踏ん張らないと間違いなくあなたはまた幹事を頼まれてしまいます。

 

また「人を傷つけてはいけない」に過度に縛られている人の場合、
単に自分の心の傷だらけなだけです。
これは多くの場合、子供の頃に失敗体験をどれだけ重ねることができたか?
ということにも、起因しているということがわかっています。

 

自転車でチャレンジして転んだか、難しいテストに取り組んでみた、
という時にもちろん最初からうまくいく人はそういません。

 

そこで失敗したときに、両親から、
「だからやめておけって言ったじゃないか」
「親の言うことをきいていればいいのよ」
と失敗した自分を否定されるような言動があった場合、

子供の心に「でしゃばってはいけない」
「目上の人の言う事は無条件に聞かないといけない
(言うことを聞かないと失敗したら嫌われる)」

と言う信念が築かれていくのです。

 

そういう人の場合は大人になってからも
過去の自分のようなチャレンジする人を止めにかかったり、
頭ごなしに否定をします。理由は単純ですね

(私が過去にやられたことを他人にやり返してるだけ)です。

 

こういう声ははっきり言うと八つ当たりに過ぎません。
なので、大人になってからもそういう人の声に従って
自分をまた押し殺すのではなく、もういい加減大人になっているのだから
自分の意思を持って貫き通すことが大切になるのです。
そしてその練習を繰り返すことによってのみ、
初めて本当に人の目を気にせずに
行動することができるようになっていきます。

 

逆に子供の頃に失敗した体験から

「大丈夫だよ。お前ならできるよ」
「よくチャレンジしたね!」
と褒められて過ごしてきた場合。

子供心には「自分のやりたいことにチャレンジして成功しても失敗しても
私は愛されている」という信念が築かれます。

そうすると大人になってからも失敗することを恐れずに、
自分がやろうと思ったことには迷いなく取り組めるようになっていきます。
このような人たちは、他人が同じような状況に置かれていても、
決して甘やかしや単なる同情からの手助けや援助はしません。

 

人は自分で立ち直る強さを持っていることを
自分の体験を通して知っているので、
傷ついて弱っている人を
救おうとか傷つけないようにしようとか
ではなく
愛を持って他人を見守ることができるようになるのです。