仕事を休む勇気。セルフケア能力を高めるために必要なこと

過労による「うつ」そして
「自殺」のニュースを
ここ数年で多く目にするようになりました。

 

広告代理店の20代の女性が自殺した事件は
大きく報じられ、社会問題としても
とりだたされるようになりました。

 

この時のニュースでよく、
「自殺するぐらいなら退職すればよかったのに」
という言葉が多く聞かれました。

 

しかし、
うつ状態になると、
「退職」や「転職」という選択肢があることに
気づけなくなってしまうのです。

 

私もこの事件の当事者のように 20代の時に、
過労により「うつ」になりかけました。
しかし、休職・転職することで
悪化するのを防ぐことができました。

 

私の経験をもとに、
退職・転職までをお伝えできればと思います。

 

仕事をこなすことで必死だった毎日

私は以前広告関係の仕事についていました。
朝も夜も関係なく、
土日も打ち合わせや
撮影や出稿の準備に追われ
徹夜が続く日が週に何日もありました。

 

そして
気づけば私は
うつ状態になっていました。

 

仕事に集中できないほど気持ちが落ち込む日や
体調を崩す事が多くなり、
休日は家から出ることもできずに
ベッドから動けませんでした。

 

上司の怒る声が怖くて、
会社に行くのも辛い。

「転職」という言葉が頭に浮かぶのに
仕事に追われ、なかなか実行できない。

そして、物事を考えること自体が
上手くできなくなっていきました。

 

うつは気づかないうちに進行する

「うつ」は自分でわからないうちに
進行していきます。

そして、 あるべき選択肢を
見つけることができなくなり
「自殺」という選択をしてしまうのです。

 

私の場合は、 某広告代理店の女性が
亡くなったニュースを見た友人が
心配して連絡をしてくれました。

 

最初は他人事でしたが、
ニュースが目にとまるようになり
そのうち、まるで自分の事のように感じてきて、
「自分は うつ なのかもしれない」と感じ
病院へ行くことを決めました。

 

退職・転職は思っているより怖くない

病院のカウンセリングで
自分が思っている以上に
体も心も疲れている事に気付き、
ショックを受けました。

そして、一度自分と向き合うためにも
「退職」と「転職」を決めました。

 

会社に退職を伝えた後は
冷たい目で見られる事もありましたし
途中で迷いもありましたが、
この期間さえ終われば、と思うと
今までよりも気持ちが断然楽になりました。

 

転職についても、
転職自体が現在は一般的なので
募集している会社も大変多いですし
冷静に自分自身に合った会社を選ぶ事ができました。

 

大切なことは
判断力がある時に行わないと
本当に選択肢が見えなくなってしまうことです。

 

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うつ治療への支援

ちなみにですが、
うつなどの場合、自立支援医療として、
うつの治療について
医療費が1割になる制度があります。

また、退職後であっても
「傷病手当金」を受給することもできます。

 

お金の不安で退職を
思いとどまる人もいるかと思いますが
様々な制度がありますので、
ぜひ利用してみてください。

 

まとめ

仕事を休む勇気がない。

「転職」や「退職」という
言葉は浮かぶのに
なかなか実行できない。

 

もしかしたらあなたも
転職や退職、休職を
「職場に迷惑がかかるから」
と躊躇してしまっていませんか?

 

しかし、冷静に考えて 人が一人いなくなって
回らない会社は あまり良い会社とは
言えないと思います。

 

また、「うつ」が進行すれば
物理的に仕事ができないだけでなく、
あなた自身のその後の人生にも
かなりの影響が出てきます。

 

うつだと思ったら、
治療のためにも
退職・転職を勇気を持って
決めてみてはどうでしょうか?