コミュニケーションのコツ。実際の治療でも使っている方法とは?

 

こんにちは。
精神科作業療法士の大祐です。

 

精神科で勤務していて
患者さんから
多い悩みの一つに
コミュニケーションが
上手にとれないという
悩みがあります。

 

人間関係を
円滑に進める方法って
いろいろな書籍も情報も
たくさんありますし
ちょっと大げさに
書いてあるものもあります。

 

コミュニケーションの
コツとして
心理学や認知行動療法という
治療でも出てくる考え方ですが
会話上手な人たちは、
お互いの言い分や立場を
尊重した伝え方を心がけています。

 

率直に正直に、
自分の思いをその場に合わせて
伝えることを

アサーティブコミュニケーション
といいます。

 

相手と対等の立場で関わり、
相手の言い分も
受け入れる姿勢を持つという
伝え方です。

 

コミュニケーション取るときに人は
3つのタイプに分かれると言われています。

 

①攻撃的なタイプ
=相手を抑えて自分を通す

 

②受け身なタイプ
=自分を抑えて相手ばかり立てる

 

③伝え上手タイプ
=自分の意思も伝え相手の意見も受け止める。

 

攻撃的なタイプ

相手抑えて自分を通すタイプ
攻撃的なタイプは
相手の言い分より
自分の言い分を通そうとします。

 

コミュニケーションの癖として

・自分の言いたいことを
一方的に言ったり相手追い込んだりする

 

・上から目線でものを言ったり
感情的になることがある

 

・相手の気持ちを無視して
自分の言い分を押し付けることもある

・思い通りにならないと
周りに八つ当たりする

 

このタイプの人の行動の癖ですが
・相手より自分が上に立とうとする

・勝ち負けで物事を決めようとする

・相手に後味の悪い思いさせることもある。

 

主な言い方としては
「あなたっていつも
手伝いもしないで自分のことばっかり」

 

「口答えしないで
言う通りにやって」

 

「どうしてあなたは
何もわかってくれないの」

 

「普通こういう時って
対応するのが当たり前じゃないの」

 

「約束を守るって言ったよね。
いちど言ったことをすぐ
変更するなんてありえない」

 

「さっさと仕事をして」
などがあります。

受け身的なタイプ

自分を抑えて
相手ばかり立てるタイプ

 

受け身タイプは、
自分の言いたいことを
抑えて相手の言い分ばかりを聞きます。

 

コミュニケーションの癖ですが

・自分の思いを伝えずに終わる

 

・言い訳がましかったり遠回しに言う

 

・「今ちょっと忙しくて
難しそうなんだけど…」と
言葉の最後まで言わない

 

・我慢が重なると
爆発することもある。

 

このタイプの人の
行動の癖ですが

・意見を言わず
波風を立たないようにする

・分かってもらえない
という思い込みを持っている

・こんなにやってあげたのに
という恩着せがましい
気持ちを持つこともある。

 

このタイプの
主な言い方としては
「(心の中で)どうせ
わかってもらえないだろう」

 

「こんなこと言うの
私のしたいことでは無いのだけど…」

 

「本当は言うのどうしようか迷っていて・・あの…」

 

「大事なことこそ
報告してくれたほうがいいんだけど…」

 

「なんで私ばかり
我慢しなきゃいけないんですか」

 

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伝え上手タイプ

お互いの1番立場を大切にする

 

伝え上手タイプは、
先ほど紹介した
アサーティブコミュニケーションが
できている人です。
お互いの言い分、
立場を大切にした対話を心がけています。

 

コミュニケーションの癖

・自分の思い率直に、正直に
その場に合わせて表現する

 

・相手の意見を受け止めて話し合える

 

・相手に歩み寄り、
お互いにとって気持ちの良い
コミュニケーションを大切にする

 

このタイプの人の行動の癖として

・本当に伝えたいこと
具体的でシンプルに伝える

・相手と会話のキャッチボールを
しながら一緒に問題解決していく

伝え上手タイプの
主な言い方としては

「そう言われると
正直なところ私も戸惑っちゃうな」

 

「楽しみにしていた約束を
破られと悲しいんだ」

 

「〇〇さんはそう考えているんだね。
私はそれに対して
こう思ってるんだけどどうかな?」

 

「代わりにこういう案も
あるけど検討してもらえないかな?」

 

「意見を出し合ってお互いにとって
無理のないやり方を決めよう」

 

まとめ

コミュニケーションのコツとして
主に3つのタイプが
あることを話してきました。

 

伝え上手タイプは
相手も尊重しながらも
自分も同じくらい
大切にすることがコツです。

 

コミュニケーションも
バランスが大切で
偏りすぎないこと。

 

攻撃的すぎても
受身的すぎても
ストレスがたまったり
人間関係が円滑にいかないことが
多いです。

 

最初から上手く
できる人もいません。
少しずつ練習していけば
いいと思います。

 

意識するだけでも
結果は変わってくることが
あります。

 

そのために
自分が今どのタイプの
コミュニケーションなのか
知るところから始めて行きませんか?