片付けができない。心身のバランスが崩れているサインかも?

 

どうも、こんにちは。
精神科作業療法士の大祐です。

 

現代は、情報もモノも非常に早いペースで流行り廃りがありますよね。

 

考え方も流行りがあり、これがいい!という意見がたくさんの人がいっていると、影響を受けてしまい、流されてしまうという人も多いと思います。

 

とくに片付けというテーマにした情報が非常に多いですよね。

 

相談された内容で「片付けができない」ということが度々ありました。詳しく聞いていくと、断捨離したほうがストレスがたまらないと聞いたけど、実際に片付けが出来なくて逆にストレスがたまるということでした。

 

これは、しなければいけないという思いが強すぎることが原因です。

 

受け取り方のバランスが崩れていると、しんどさを感じてしまいます。

 

自分が必要と思えば必要な部分だけするということが大切です。

 

この記事では、片付けができないことは心身のバランスが崩れているサインについて書いていきます。

 

自分に必要なだけところだけ片付ける

例えば「断捨離」、「片付けのやり方」、「ミニマリスト」といったモノをなくして生活していくということが言われることが多くなり、その影響もあり多くの人がなんとなく片付けなくては、してなくてはと思っています。

 

モノを捨て、モノを持たないことによって心も整えようというのがこれらのメッセージであります。

 

確かに、部屋や机の上などをすっきりさせ、視覚的にストレスになるものがないことには、精神を乱さないことに一定の効果があると思います。

 

しかし、私はそんなにものを捨てたり片付けたりを、必要以上にすることはないと思っています。

 

正直なところ、人に流されて捨てることだけにはほとんど意味がないのではとも感じています。

 

実際、ストレスは視覚からも溜まるので部屋が物だらけで気が滅入ってくるのであれば、自分が使う最低限のスペースだけ、片付けてきれいにすれば充分です。

 

掃除の目的は、汚い部屋で過ごして感じるストレスを軽減させることにあるはずです。

 

それなら何も人に言われるがままに何でもかんでも捨てる必要はありません。必要に応じて自分の心地良い程度に自分のいる場所だけをきれいに掃除すればストレスは感じなくなります。これだけで、あなたの目的は達成できます。

 

「必要さ」を感じるからこそ行動する

例えばあなたが汚い部屋に住んでいて部屋を片付けなくてはきれいにしなくてはと思っているとします。

 

でもなかなか実行できません。今日は時間がない、今日はゴミ袋買い忘れた、天気も悪い、仕事で今日もクタクタなど、様々な理由で片付けを先延ばしになっています。

 

しかしそんな時に彼女や彼氏ができたり好きな人が部屋に遊びに来ると言うことになったらどうでしょうか。猛然と掃除を始めるのではないでしょうか。

 

これが必要という力です。人間にとって必要もないのに何かを頑張るというのはとても難しいことです。だからこそ目的意識は非常に大切です。

 

理由がわかると自然に捨てられる

「どうしても捨てられない」、こんな性格で悩んでいる人にもう一つ伝えておきたいことがあります。

 

それはあなたの感情のクセを知ることです。

 

片付けができない人には、最初に不安の感情がついてもまわります。

 

捨てられないタイプの人は、1年開けていない箱とか、1年使っていないファイルなど「これはもう捨てた方がいいかもな」と分かっているものでも不安で捨てることができません。

 

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リスク重視と希望重視のタイプ

人の感情のクセをざっくりと大きく2つに分けると、「リスク重視の人」と「希望重視の人」がいます。

 

言い換えると、リスク優先タイプと希望優先タイプです。

 

リスク優先タイプの人は、将来起こりうるような事態を避けようという意識が、モチベーションになります。希望有線タイプの人は、未来の良いことがモチベーションになります。

 

リスク優先タイプの人は、総じて捨てるのは苦手です。「将来それがなくて困ったらどうしよう」と頭が働くのです。

 

そういう人はそれで実際に捨てて困ったことがあるのかと自ら問いかけてみましょう。

大抵の場合、大掃除なので一気に捨てたところで、困ることなどとんどありません。

 

しかし、一方で、希望優先タイプでも捨てられない人がいます。

 

希望優先タイプで捨てられない人は、今は使っていないがとっておけば将来役に立つかもしれないと思ってしまいます。

 

あなたがもし希望優先タイプの捨てられない人なら、それで実際取っておいたものが使えたことがあるのかと自分に問いかけてみてください。

 

このように自分の感情をクセを知って、自自己分析ができるとそれだけで安心感が生まれます。

 

いたずらになぜ、捨てられないだろうと自分を責めなくて済むのです。

 

安心感が生まれるとストレスが減ってやり過ぎやこだわりを手放すことができます。

 

ひとくくりにやりすぎといっても理由は様々です。

行動に関するやり過ぎなら、その人のタイプが原因であったりします。

 

まとめ

片付けができないと感じる人に向けて私なりの考えを書いてきました。

 

片付けはモノを整理するという側面もありますが、手放すという側面ももっていると考えています。

 

捨てることができないタイプはやはり、片付けをするのも苦手な人が多いです。

 

何かを手放すということはとても、勇気がいることです。ただ、心身の余裕や感じ方のバランスをとるためにも重要な要素でもあります。

 

ストレスは目からの刺激を受けて入ってきます。片付けができない環境は自分が意識の中ではストレスを感じていなくても無意識にストレスを感じます。

 

無意識に感じるストレスを回避していくために片付けという行動は健康管理の一つだと考えています。