怒りの原因は分からなくて当たり前!?その理由とは

こんにちは。
精神科作業療法士の大祐です。

 

今日のテーマは

「怒りの原因について」です。

 

あなたは日頃の生活で
怒りを感じるときってどんなときですか?

 

・人と喧嘩になったりするときですか?
・なぜかいろんなことが上手くいかないときですか?
・自分自身にですか?

 

私達が生活していく上で
人によってはよく出てくる
感情かもしれません。

 

しかし、それが自分ではなく
他人の怒りの感情の場合

全く理解できないことが
多いかもしれませんね。

 

「なんで急に怒り出したの?」

 

訳も分からず、戸惑った
経験している人もいると思います。

 

特に家族関係や男女関係で
よくある体験かもしれませんね。。

怒りの感情は二次感情

この怒りの感情についてですが
実は他の感情とは
少し違うことをご存知ですか?

 

怒りの感情は

 

「二次感情」と言われています。

 

どういうことなのか
説明していきますね。

 

怒りという感情が起こる前に
無意識にネガティブな感情が
必ず起こります。

 

例えば、何かのイベントで上
手くできなくて失敗したとします。

 

さらにその時に
近くの人に笑われた。とします。

 

この状況のときに
怒りの感情が全面に
でる人がいたとします。

 

まあ、出ない人もいるかもしれませんが
出たと仮定しましょう。

 

笑われたという事実に対して
無意識的に

・バカにされたと感じて悲しい
・恥ずかしい
・できない自分だと思われた

 

などの悲しい・不安・羞恥などの
感情が先に起こります。

 

これは人によって個性があるので
人によって受ける感情は違うと思います。

 

そしてその感情が起爆剤となって
怒りの感情が全面に出てきます。

 

これが怒りは二次感情

と言われている要因です。

 

これが理解出来ていると

怒る理由を探すことは

意味がないことが分かると思います。

 

一次感情に自分で気づくことが大切です。

怒りを感じたときの少し前に
どんな感情だったのかということですね。

 

悲しいのか、恥ずかしいのか、
辛いのか、不安なのか、寂しいのか・・

 

しかし、自分の怒りの

起爆剤になっている感情は

自分としっかり向き合うことができないと
なかなか見つけにくいものです。

 

相手のことならさおさらですよね。。

 

怒っている相手に対して
「怒る前ってどんな気持ちでしたか?」

 

聞けるなら最高ですが
まあ、普通は聞けませんよね。

 

ということは
相手の場合はしっかり
観察することが大切ですね。

 

相手の観察するポイントはいくつか
あるのですがその前に
やっておく必要があります。

 

あなたの場合はどんな感情が動いたか

それは
「自分の場合はどんな感情がでたのか」
を認識することが大切です。

 

相手を知るにはまずは自分から。

 

自分が怒る感情が出た場合
どんな感情がその前に浮かんでいたか??

 

ここ最近の出来事で自分が
・ちょっと腹がたったな
・ムカついたな
・イラっとしたな

 

という出来事があれば
少し思い出してみてください。

 

思い出すとまた怒りの感情がフツフツと
出てくるかもしれませんが
肝心なのはその前の感情です。

 

私が怒りを覚えた瞬間

例えば私の例にだして見ましょうか。

 

先日、病院の中で
あるイベントがありました。
その時の内容のレポート提出を
院長から求められました。

 

この提出を求められたのは
部署としてだったので
個人ではありませんでした。

 

ただ今思えば雰囲気として
私がやるような雰囲気にはなっていた
かもしれませんね。。

 

ここで確認しなかった
私もいけないのですが
締め切り当日になって

 

「もうできた?」
とスタッフに聞かれて

「えー。。私がやるんですか・・」

という出来事がありました。

 

この時私は怒りの感情がでました。
それを振り返ると

 

・依頼された院長に待たせてしまう焦り
・責任転換された理不尽さ。
・確認しなかった自分のミスの恥ずかしさ

 

思い返すとこんな感情だったかなと。

 

私の怒りを感じるスイッチが
振り返るとこんな感情が
動いていたのです。

 

このようにして
自分のことを振り返り
観察することで相手のことも
観察できるようになります。

 

自己分析ってどうしても
自分が可愛いので
守ろうとする感情が出てきて
人やモノに責任を
置き換えようとしてしまいますが

 

人は相手を理解するためには
まず自分の中のフィルターを通して
物事を判断します。

 

この自分のフィルターを知ることが
相手を理解するまず一歩になります。

 

ただし
自分のフィルターが
相手と全く一緒ということは
まずありえないのですが

一つの目安というか指針にはなります。

 

相手を理解するために
まず自分を知る。

 

これがとても大切ですね。

 

私も医療従事者として
自分だったら
同じ立場だったらどう感じるのか・・

 

イメージしてみて
全く自分では理解できないこともたくさん
あると思います。

 

しかし日頃から
自分の感情や気持ちの変化について
落ち着いた時に分析する癖をつけていると
相手を理解しやすくはなります。

 

まとめ

・怒りの感情は二次感情である

・怒りの理由を探すのではなく
その引き金になる出来事と感情を知ろうとすること

・自分の怒る出来事に遭遇したとときに
怒る手前の感情に意識を向けてみること

 

怒るという感情は
非常にエネルギーを使います。
もちろん、生きていれば

 

怒りの感情は当たり前に出てきますし
それが人間です。

 

ただ、感情に支配されて
取り返しのできないトラブルになることは
避けていきたいですよね。

 

怒りの感情が出てきた時には
その引き金になったことを

思い出してみてください。

 

怒るのもときには大切ですが
やはり笑っていたいですよね。

 

参考になれば嬉しいです。