うつ病治療

こんにちは。
精神科作業療法士の大祐です。

このカテゴリーではうつ病の治療について
いろいろな角度から書いていきます。

うつ病には今やたくさんの治療法があったり
薬がでていたりしますが
うつの治療で大切なことは
日々の生活習慣だと考えています。

最近の日本は、特に都会では
24時間フル稼働であることが多いと思います。
昔のように、日が落ちたら眠り、太陽が登れば
起きるという状態ではないです。

職業柄どうしても夜型なんでしまう人も
少なくないでしょう。
しかしそれでも、ストレスをためず、
うつになりにくいと言う点ではやはり
朝方の方が理想的です。

人間の体には「体内時計」というものがあります。
普通に生活をしていれば、朝に目が覚めて夜眠くなる。
また、一定の時間が過ぎると空腹になる。
これを意識してそうしているのではなくて、
この体内時計のリズムによって
コントロールされているということです。

体内時計と自律神経を実切な関係があります。
簡単に言えば、昼間は交感神経が働いて活動的になり、
夜になると副交感神経が働いて眠くなります。
なのでできるだけ決まった時間に起きたり、
決まった時間に食事をとることで、
24時間周期に調整していくことが望ましいです。

しかし不規則な生活を続けていると、
リズムもめちゃくちゃになり、
不眠などの睡眠障害を起こすことがしばしばあります。

ただし夜型が絶対ダメと言うわけではありません。

例えば朝4時ごろまで仕事をして、正午ごろに起きる。
そこで軽食をとり、3時ごろに昼食、夜7時ごろから夕食。
夜中の10時ごろから仕事を始めるなど、
このリズムが自分に合っているのなら
これで固定しましょう。

夜型でも一定のリズムを保つことで、
自律神経を大きく狂うことはありません。

寝る時間帯をできるだけ同じにするということがとても大切です。
例えば夜型の人が、朝8時に1度会う予定が入ったりすると、
前日と翌日は極めて不調であることが多いです。

これは若い頃は何とかなったと言う経験があったとしても、
年齢を重ねると体も気持ちも、適応力がなくなってくるのです。
ということでやはり朝型にもっていくのが望ましいと考えています。

休みに昼過ぎまで眠ってしまうのも良くありません。
休日も平日も、同じリズムで生活すると
自律神経も大きくは影響を受けません。

仮に夜型や不規則な生活だったとしても、
例えば毎日決まった時間体だけは眠ったり食事の時間も
大きく狂わせないということを意識することで
自律神経を崩す事はあまりないです。

目が覚めたら太陽光線浴びる

朝ぼーっと起きて朝食も取らずに寝ぼけ眼で家を出る。
実はこれが1番良くないパターンです。
1分でも2分でも眠っていたい気持ちは非常にわかるのですが、
この朝のドタバタを続けていると、
体も脳も完全に目覚めないまま、
午前中はどうも不調だということになります。
この不調が激しくなるとうつのサインとも言われています。

まず起きたら太陽の光を浴びる。
寝室の窓のカーテン開けておいて
夜が明けると自然と太陽光が部屋に差し込むように
工夫するのも良いでしょう。

太陽の光には覚醒作用があるだけではありません。
交感神経を活発にさせるセロトニンも活性化させます。

曇り空でも実は暗い部屋にいるよりは良いですし、
強い蛍光灯の光でもいいですね。目安は30分です
「朝の眠い時に30分なんてできるはずがない」という人は、
10分でも20分でも構いません。

たとえ5分でも雨や曇りの時でも、
屋外の光をできるだけ浴びることで
体も目覚めて行きます。

ストレス、うつには日照時間が
密接な関係があると言われています。

1日中外出しない時、辛くても何とかがんばって
数分でもいいから外出した時とは明らかに
後者のほうは調子が良いことがわかっています。

散歩と軽い運動はストレス解消につながります。

毎日家に閉じこもりがちだったり、
家と会社を往復するだけでは体力が
どんどんに弱ります。

若い時は何とかなっていても、
ある程度の年齢になると筋力は想像以上に落ちますし。
そうなると動くこと自体が苦痛になりし
ますますうつっぽくなるでしょう。

だからこそ、日常生活の中でできるだけ
「体動かす」という習慣を取り入れるようにしていきたいですね。
特に足は重要だと思います。

ストレスが溜まる、かなりの確率で睡眠障害が起こります。
睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠があるのですが
このリズムが狂ってしまい眠りが浅かったり、悪い夢を見たり、
そもそも眠れなかったりということが起こります。

何らかの睡眠障害に陥ってしまい、
朝が辛くなり、仕方なく睡眠薬に手を出す。
そしてますます調子が悪くなると言う人も多いです。
よく、酒は睡眠薬の方が安全と言われますが
私が思うのは「どっちもどっち」だと考えます。

大量のお酒を飲んで倒れ込むように眠る、
それは眠りと言うより気を失ったに近いです。

しっかりと良質な睡眠を加工することで、
前日のストレスも軽くなり逆に気になって
眠れないとストレスが増したりします。

うつ病の治療について日々の生活が大切であるという視点で
すぐに出来ることから病院に通院するメリットや入院治療についても
書いていきます。