自分を大切に出来ない悩み。過去の感情に支配されてませんか?

みなさん、こんにちは。
精神科作業療法士の大祐です。

本日のテーマは「自分を大切に出来ない人は過去の感情に支配されている理由」
です。

自分を大切にしていない人、または出来ていない人って本当に
多いなと感じています。

 

これが少しずつ蓄積していくと自己否定に繋がります。

 

よく治療の現場で関わる人に
この自己否定感の非常に強い人と関わることがあります。

そこで自己否定感とは何が原因で
そもそも始まりはなんであるのか書いていきますね。

 

まず
普段の日常生活を送るに当たって
自己を否定してしまうような場面や
出来事はどんなときですか??

 

例えば
話しかけても無視されてしまったとか
自分の思いを否定されてしまったとか

 

こういうことって
日常茶飯事で起こりえますよね。

そもそも自己否定とはなぜ起こるのか?

 

実はこれ、子供時代にすでに
要因はあったんですね。
幼少時代にこういう体験はないですか?

 

「すごい、楽しいな!!」と大声出していると
「はしゃいでは駄目でしょ!!」

 

「これ、あまり食べたくないな」
「わがまま言っては駄目でしょ!!」

 

「母さん、今日学校でね・・」
「忙しい。あとにして!!」

 

楽しく遊んでいる場面で
「遊んでないで宿題やった?」

などなど
具体的にあげればきりがないのですが

こういうことは
一度や二度は言われた人は多いでしょう。

 

ただし
これがどんなときでも
ずっと言われ続けたらどうでしょう??

特に、一番身近な家族に言われていくと
自己否定する気持ちが癖ついていきます。。

「目立っちゃいけない」
「素直な気持ちをいったらいけない」

 

など
ネガティブな信念が心の奥底に刻み込まれていきます。

一度刻まれてしまうと簡単にはなくなりません。
たとえ大人になってもこの影響は大きく受けます。

ストレスやトラブルに巻き込まれると
「自分はやはりダメだ」
とどんどん自己否定が強くなっていきます。

 

・目立たないようにする
・NOとはっきり言えなくなる
・自分の気持ちが素直にだせなくなる

など生きづらい状態に陥っていきます。

 

でもですよ。実はこういった

自己否定感は子供の時は自分を守る防具
なのです。

 

なぜかと言うと

子供の時は一人では生きていけないから
です。

特に家族に好かれないと
命すら守ることができないからです。

そのため
好かれるためには自分を押し殺し家族の望む自分を演じるため
言うことを素直にきき学校の先生の言うことを聞く。

友達に好かれるために
集団の中で受け入れられることが
生きていく上で非常に
大きなウエイトを占めていたのです。

自分が生きていくために必要な防具だったわけです。

 

子供の時は自分を守ってくれる防具も
大人になるにつれ価値がなくなっています。

それは自分の力が子供のときよりもついているから

しかしこの価値がなくなってきている
防具をいつまでも離さないとどうなるか?

 

それは

自己否定感を強める原因にしかならないです。

大人になっても他者の欲求を優先して
自分の欲求には蓋をする。

こういう行動をしていれば
周りの人から嫌われずに
受け入れてくれるからです。

でも、さきほども書いたように
これは子供の時は
確かに私を守ってくれた防具だったんですよ。

これを否定するということは
子供の時の自分を否定することになる。

 

ならばいっそのこと

この守ってくれる防具の役割はもう終わったと
自分から脱いでみることです。

 

そこから生まれるものは自己肯定感です。

自己肯定感とは
今この瞬間自分のありのままの状態について
「これで大丈夫」と思える感覚です。
この感覚が養われていくと色んな出来事に対して
ニュートラルな感情で受けることができるようになります。

 

ネガティブすぎずポジティブすぎず。
バランスが取れている状態になります。

このバランスが取れた状態はリラックスしている状態
ということです。

心にゆとりがあれば身体はリラックスしますし
心が緊張していれば身体も緊張していく。

 

これって言われると
「そりゃ、そうだ」って感じしませんか??
でも余裕がないときって

ストレスも緊張もしている状態で
「リラックス、リラックス」って
心のなかで言っている時点でかなり矛盾していることに
気づくと思います。

 

もちろん
ストレスのかかる状態で100%リラックスとかは
無理ですよね。
だからまずは自分が緊張していることを自分自身がしっかり
自覚することが大切です。

 

まとめ

自分を大切にすることは自分の過去を振り返り
認めることです。

認めるということは自己肯定感にも繋がりますし
相手のことを偏らず見たり考えたりすることができます。

相手を大切に想うことは非常に重要ですが
自分がないがしろになってはいけません。

子供のときの環境と今のあなたの環境は違います。
もう同じ感情に支配される必要がありません。